クレジットカードの利用明細を確認したとき、「APPLE COM BILL」から請求が来ていて「何に対する請求なのか?」と心配になった経験はありませんか? 利用した覚えがあるものならば問題ありませんが、たとえばApple MusicやiCloudなどのサブスクリプションサービスの場合「解約を忘れて、課金されている」可能性もあります。
今回は「APPLE COM BILL」の請求の内訳や、有料サービスの退会を忘れていた場合の解約方法を解説します。
「APPLE COM BILL」はAppleの有料コンテンツ/サービスの請求
「APPLE COM BILL」とは、Appleのサービスの有料コンテンツをApple ID経由で購入した際、利用明細に記載される請求元の名称です。
Apple IDと紐づいているクレジットカードに、以下に当てはまる請求がある場合、クレジットカードの利用明細に「APPLE COM BILL」と記載されます。
・App Storeで有料アプリを購入
・アプリ内の課金
・iTunes Storeで音楽・映画などを購入もしくはレンタルした場合
・Apple Musicなどのサブスクリプションに加入・契約更新した場合
・iCloudの有料ストレージプランに加入・契約更新した場合
ちなみに筆者の場合、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloud+がセットになったApple Oneにファミリー共有で加入しており、APPLE COM BILLから毎月1850円請求されています。
課金額が「480円」~「1480円」の場合 | Apple Musicの請求の可能性あり
実際に「APPLE COM BILL」から請求があり、何の請求か記憶にない場合の確認方法を解説します。クレジットカード利用明細の金額を見れば、Appleのどのサービスから請求がきているか大まかに把握できます。
まず480円、580円、980円、1480円の4通りの額のいずれかに合致する請求の場合は、Apple Musicの課金かもしれません。無料体験に入って解約を忘れ、そのまま課金されている可能性があります。
課金額が「130円」「400円」「1300円」の場合 | iCloud+の請求の可能性あり
Apple Musicを利用した覚えがない場合は、iCloudの有料版の課金かもしれません。
iCloudでは自動的に 5 GB の無料ストレージが使えますが、iCloud+ にアップグレードしてストレージを増やすことができます。iCloud+ は写真、ファイル、バックアップの保管用のストレージを増やせるサブスクリプションです。iCloud+には50GB130円、200GB400円、2TB1300円の三種類のプランが用意されています。
これらに合致する請求金額の場合は、iCloud+ の課金の可能性があります。
請求内容の詳細な内訳を確認する方法
詳細な内訳を確認したい場合は、Appleの購入履歴を確認する必要があります。
購入履歴へのログイン方法と購入履歴の見方を解説します。
Appleの不要なサブスクリプションに加入していた場合の解約方法
クレジットカード明細書やAppleの購入履歴を確認し、不要なサブスクリプションへ加入していた場合に、iPhoneから解約する方法を解説します。
なお、Macから解約する場合、App Storeを開き、「アカウント設定」→「サブスクリプション」→「管理」→「編集」から「サブスクリプションをキャンセルする」をクリックして解約することができます。
Windowsから解約する場合、iTunes を開き、ウインドウ上部のメニューバーの「アカウント」→「マイアカウント」を表示をクリックし、「設定」までスクロールしてサブスクリプションの「管理」→「編集」→「サブスクリプションをキャンセルする」をクリックして解約することができます。
まとめ
今回は「APPLE COM BILL」から請求がきている場合の請求内容の確認方法と、不要なサブスクリプションの解約方法を解説しました。
サブスクリプションの無料体験を解約し忘れてうっかり課金されてしまったことは、スマートフォンやパソコンを利用している方なら多くの方が経験したことがあると思います。
ひと月分の利用料は大きくなくても、放置しておくと結構な金額になってしまいます。クレジットカード明細などをチェックして「うっかり課金」を見つけたら、なるべく早く確認し解約しましょう。