日本は中国人に頼らない商売の仕方を考えよう
中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる。
今年(2023年)の国慶節ゴールデンウィークは直前の中秋節と合わせて9月29日〜10月6日の8日間。マカオではアフターコロナで年初からインバウンド旅客数が急回復している状況。
マカオ政府旅遊局(MGTO)が10月5日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、連休6日目にあたる10月4日のインバウンド旅客数は11万3806人(延べ、以下同)で、6日目までの累計では76万8809人、単日平均は12万8134人に。
なお、6日目までの累計インバウンド旅客数に占める割合は中国本土旅客が76.8%、香港旅客が17.8%。
マカオ当局による連休中の単日平均インバウンド旅客数見込みは約10万人で、連休も終盤を迎え、インバウンド旅客数はやや下落傾向にある中だが、これまでのところ見込みを上回って推移している。
大型連休も残すところ2日間となり、7日目のきょう(5日)午前11時までの累計インバウンド旅客数は3万2276人となっている。