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「新型工業化にエンパワーメント、新たな生産力の構築」をテーマとする世界インダストリアルインターネット大会2023が18日、遼寧省瀋陽市で開幕した。会期は3日間。中国新聞網が伝えた。

同大会は2019年に創設したもので、中国で規模が最大、レベルが最高、影響力が最も広いインダストリアルインターネット分野の国際交流プラットフォームを構築するのが狙いだ。世界の業界専門家と著名経営者がここで優れた考えを出し合い、共に「スマート製造」の未来について語る。

中国工業・情報化部の徐暁蘭（シュー・シャオアン）副部長は大会の開幕式で、「インダストリアルインターネットは新たな産業革命の重要な礎、デジタル技術と実体経済の深い融合の重要要素、新型工業化の戦略的インフラだ」と述べた。

徐氏は、「中国のインダストリアルインターネットの発展エコシステムが日増しに強化されている。すべての地級市（省と県の中間にある行政単位）にギガ光回線が通っており、5G基地局数は300万カ所を超えている。識別解析システムが全面的に完成し、計算力の全体規模で世界2位になっている。業界と分野をまたぐインダストリアルインターネット企業は50社で、複数の影響力を持つ総合型、特色型、専門型のインダストリアルインターネットプラットフォームを牽引・形成した。インダストリアルインターネットの発展に顕著な成果を遂げた」と説明した。

中国工程院の周済（ジョウ・ジー）院士は大会で発表した基調演説で、「ChatGPTをはじめとする新世代人工知能（AI）は新型工業化にエンパワーメントし、各業界のスマートトランスフォーメーションを実現する。人類社会はスマートな世界に向かって加速的に前進している」と述べた。

本大会はさらに、産業用ソフトウェア、AI基盤モデル＋AI、5G＋インダストリアルインターネット、産業メタバースなどの分野を巡り複数回のテーマフォーラムを開催し、製造業のトランスフォーメーション・高度化のルートと方向を検討する。同期に開催されるイノベーション成果展は、ジオラマ、実物、AR（拡張現実）、VR（仮想現実）、ヒューマノイド、動画などの分かりやすい方法により、インダストリアルインターネットの新技術と新製品を体系的に展示する。

本大会は工業・情報化部、中国科学技術協会、遼寧省人民政府が共催する。（提供/人民網日本語版・編集/YF）