韓国政府は29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射挑発を強く糾弾すると伝えた。
韓国外交部はこの日、政府名義の声明を通して「北朝鮮が平壌(ピョンヤン)順安(スンアン)から弾道ミサイルを発射した」とし、「政府は国連安保理が北の相次ぐ戦略挑発に対して、新規制裁決議を採択して国際社会の厳重なメッセージを発信したにも関わらず、北が再び挑発に出たことに強く糾弾する」と述べた。
声明は「北朝鮮政権は非核化だけが自身の安保と経済発展を保障する真の道であることを明確に認識し、無謀な挑発の代わりに非核化のための対話の道に出なければならない」と強調した。
また、「北朝鮮が核・ミサイル挑発を持続するのであれば、韓国は固い米韓同盟を土台に強く対応する」とし、「政府は北朝鮮のいかなる威嚇にも対応できる万全の対備態勢を備えていて、揺れることなく国民の生命と大韓民国の安保を守っていく」と説明した。
これを前に北朝鮮はこの日午前5時57分頃、平壌(ピョンヤン)市順安(スンアン)一帯から東方向に、弾道ミサイル1発を発射した。
発射体は日本上空を通過し、北太平洋に着水した。
韓国軍合同参謀本部によると、同ミサイルの飛行距離は約2700キロ、最大高度約550キロと判断し、追加情報についても米韓が緊密に分析している。
【日時】2017年08月29日(火) 10:02
【提供】WoW!Korea