北朝鮮がSLBMを発射するのは2019年10月の「北極星3」以来。新浦の造船所では新型潜水艦の建造が進められており、北朝鮮が実際に潜水艦からSLBMを初めて発射した可能性もある。一方、岸田文雄首相は発射された弾道ミサイルを2発と発表している。
北朝鮮は9月以降、新型の長距離巡航ミサイル、列車発射型の短距離弾道ミサイル、極超音速ミサイル「火星8」などさまざまな種類の発射実験を相次いで実施。今月11日に開幕した国防発展展覧会でも大陸間弾道ミサイル(ICBM)などが陳列され、金正恩総書記は「朝鮮半島地域の軍事的緊張を引き起こす敵対勢力の卑劣な行為に断固たる姿勢で対抗する」と軍事力強化の方針を改めて強調していた。
展覧会では小型SLBMとみられる新型ミサイルも並べられ、今回発射されたミサイルが同型の可能性がある。韓国も9月に潜水艦からSLBMを試射したことから、これに対抗する狙いもうかがえる。弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の決議違反となる。
韓国政府は発射を受け、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急招集し「深い遺憾」を表明。ヘインズ米国家情報長官と滝沢裕昭内閣情報官が訪韓中で、19日には韓国の朴智元国家情報院長を交え、北朝鮮情勢をめぐる日米韓情報トップ会談が行われた。
北朝鮮は9月以降、新型の長距離巡航ミサイル、列車発射型の短距離弾道ミサイル、極超音速ミサイル「火星8」などさまざまな種類の発射実験を相次いで実施。今月11日に開幕した国防発展展覧会でも大陸間弾道ミサイル(ICBM)などが陳列され、金正恩総書記は「朝鮮半島地域の軍事的緊張を引き起こす敵対勢力の卑劣な行為に断固たる姿勢で対抗する」と軍事力強化の方針を改めて強調していた。
展覧会では小型SLBMとみられる新型ミサイルも並べられ、今回発射されたミサイルが同型の可能性がある。韓国も9月に潜水艦からSLBMを試射したことから、これに対抗する狙いもうかがえる。弾道ミサイル発射は国連安全保障理事会の決議違反となる。
韓国政府は発射を受け、国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急招集し「深い遺憾」を表明。ヘインズ米国家情報長官と滝沢裕昭内閣情報官が訪韓中で、19日には韓国の朴智元国家情報院長を交え、北朝鮮情勢をめぐる日米韓情報トップ会談が行われた。