🏞️ 鹿角市雑談

秋田県の観光支援事業「『秋田へＧＯ！』秋田を旅しようキャンペーン」で、県は２１日、鹿角市の宿泊業者が助成金など約４２００万円を不正受給していたと発表した。県は全額返還を求め、県警に１７日付で被害届を出した。 県によると、同市の温泉宿泊施設「五の宮のゆ」を運営する東日本観光は県に申請した９７２０人泊分のうち、８割超の８６２５人泊分を水増ししていた。申請書には架空の宿泊者名や住所などが記載されていたという。 東日本観光は２０２２年７月～２３年６月に実施した事業で県に虚偽の宿泊実績を申請。助成金約２４００万円と土産店などで使える地域限定クーポン約１８００万円分を不正に受け取った。 同社の藤原友一社長は取材に「新型コロナ禍と燃料高騰の影響で経営が厳しく、運営費用に充てた。時間がかかっても全額返還したい」と話した。 事業は観光庁の補助金を活用しており、県は返還するかどうか国と協議している。