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「餝飯」は藩政時代に遠野地域の庶民が食べた独特の郷土料理。当時の記録資料は少ないが身近かに採れる食材を使い知恵と工夫により食生活を楽しんだ。ここに紹介する「餝飯」は現代に再現したもので、季節の産物をご飯の上に盛り、暮坪かぶなどの薬味を加え、清汁を注いで食べる。
材料
(1人分)ご飯200g、大根20g、人参20g、青葉(ミツバ、セリ等)10g、油揚げ(湯葉)10g、陳皮(干しミカンの皮) ひとつまみ、干し椎茸10g、のり・糸がき 少々暮坪かぶ 大さじ1、昆布 適宜、クルミ 小さじ1/2、A調味液 だし汁2リットルに対しみりん180cc、薄口醤油180cc