桐崎栄二がYouTube活動の引退宣言を撤回！？「桐崎栄二を続けます！」

人気YouTuberの桐崎栄二が2月1日、『桐崎栄二と本当のさようなら。削除ライブ。チャンネル解散』と題した初ライブ配信を決行、YouTube活動の再開を宣言した。

銀行員目指し、YouTuberを引退

2021年3月には銀行員を目指すため、年度内をもってYouTuber活動を引退することを発表していた桐崎。年末には『桐崎栄二の引退。10年間ありがとうございました。妹さようなら』という卒業動画を公開していた。

しかし、2022年に入ってからもチャンネルの更新は止むことがなく、視聴者からは活動継続を喜ぶ声が寄せられる一方、引退宣言が“釣り”だったのではないかという疑問の声が投じられ、賛否両論を呼んでいるのが現状だ。

そこで本動画の冒頭、「やらせなしの生の声で皆さんにお伝えしたい」と切り出した桐崎。引退宣言後にアップされている動画が、「去年までのストックと家族が勝手に撮影したもの」だったことを打ち明けた。

「自身の勝手な事情で家族を巻き込んだので強く止めることができない」「仕方がない、まあいいやと思っていまに至る」と心境を語る桐崎だが、「ファンに対して中途半端な状態で活動を見てもらうのは失礼極まりない」として実情を赤裸々に告白した。

桐崎は、「家に出入りする信用金庫の担当者に憧れた」「半沢直樹を演じる堺雅人がかっこよかった」「周りが就職していくなかでYouTubeを続けることに疑問を感じた」など銀行員を志すことを決意した理由を初めて告白。

そのとき「YouTuberを辞めると決めたら銀行員になりたい思いが溢れ出した」ことから、母親の勤める会社アララギ商事で下積みを経験することにしたという桐崎。YouTuberとしてしか働いたことのない桐崎を母親が心配し、社長に相談したことがきっかけだったそうだ。

社長は桐崎のYouTube活動を理解を示していたことで、YouTubeとの両立を目指したと話す桐崎は、引退宣言までの活動を振り返った。

「最後の配信で桐崎栄二は終わったつもりだった」という桐崎だが、「家族が僕の本心を探るべく会社に乗り込んできた」ことから、「自分が正しいかどうか自問自答をするようになった」と話す。

家族や社長の助言を受けるうちに「人生の選択肢を狭めてしまっていた」「応援も協力もあるのにYouTubeを捨てることはない」との思いに至った桐崎。

「俺はアララギ商事で働きながら銀行員を目指し、（中略）桐崎栄二を続けます！」引退宣言を撤回、YouTube活動を再開することを発表した。

桐崎は「僕を好きな方もいれば嫌いな方もいる」ことを踏まえた上で、「世の中に物足りなさを感じている方、悩みを持っている方、毎日をつまらないと思っている方に見てもらいたい」と希望を語った。

「ファンの方もアンチファンの方もいつも盛り上げて下さって本当にありがとう」と締め括った桐崎栄二、銀行員になるための修行もYouTube活動も頑張って欲しいところだ。