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韓国野党・国民の力が共に民主党イ・ジェミョン（李在明/56）大統領候補の暴力団関与説を主張し公開した“札束”写真について、既に2018年に広報用として使われていたものであることが分かった。

18日、ハン・ビョンド（韓ビョン道）民主党議員は「反転が起きた」として、写真が2018年にSNSに投稿されていたものであることを明らかにした。これを前にキム・ヨンパン（金用判）国民の力議員はこの日、キョンギド（京畿道）国政監査で、「スウォン（水原）拘置所に収監された“国際マフィア派”行動部隊で家電流通会社『コマトレード』の職員だったパク・チョルミン氏から陳述書、事実確認書、公益書などの情報提供があった」として、イ候補がソンナム（城南）市長在任時代に受け取ったという1億ウォン（約1000万円）と5000万ウォン（約500万円）の札束写真を公開。パク氏と彼の友人が直接、イ候補に金を渡したと主張した。しかし、ハン議員によると、問題の写真は2018年11月12日にパク氏と見られる“パク・ジョンウ”という人物がFacebookに投稿したものと同じ写真だ。該当写真には、レンタカーなどの事業で月2000万ウォン（約200万円）を稼いだことを誇る文章もつづられている。さらにこの時期はイ候補が城南市長ではなかったとハン議員は説明した。

ペク・ヘリョン（白恵蓮）民主党議員は「国会議員としてこんなに恥ずかしいことはない」とし、「言葉にならない資料で民主党大統領候補を侮辱しようとしている」と批判した。また、“パク・ジョンウ”という名前に関して、「（パク・チョルミン氏が）改名でもしたようだ」と言及した。イ候補のパク・チャンデ（朴賛大）スポークスマンは反発文で「高位警察出身の国会議員が組織暴力団員が拘置所で使ったとされる“でたらめな新派劇本”を国家監査場に持ち込んだという事実に、あっけにとられている」と指摘した。