🚓 警察

女性インストラクターを射殺　友人を呼んで銃乱射を見せた犯人の闇
10/1(火) 9:01配信


事件発生の少し前に就職先に提出した履歴書の写真
2007年に長崎県佐世保市で発生した銃乱射殺人事件。スポーツクラブの女性インストラクターと凶行を止めようとした男性が射殺された。銃社会アメリカを思わせる異常な事件だったが、事件後犯人が死亡したため真相は謎のままだ。ノンフィクション・ライター小野一光氏が事件の背景に迫る。

2007年12月14日午後７時15分、長崎県佐世保市のスポーツクラブに、迷彩服を着て、レーザー照準器付きの散弾銃を持った男が現れた。

男は施設内のプールに向かうと散弾銃を発砲。プールで小中学生を指導していた平田愛さん（仮名、死亡時26）が、子供たちを事務室に避難させようとしたところ、男は彼女の左脇腹を至近距離から撃ち、殺害した。

さらにロビー近くで、犯行を制止しようとした山本雅治さん（仮名、死亡時36）に対しても、至近距離から数発撃ち、殺害している。

施設内で計11発を乱射した男は現場から車で逃走。翌15日午前５時44分に、約４㎞離れたカトリック教会の敷地内で、みずからの首付近を散弾銃で撃ち、死亡しているのが発見された。