群馬県が前期選抜入試で、不適切な勧誘で平成23年に訴えられていました。裁判で前橋工業高校の硬式野球部の監督はおよそ30人の中学生を勧誘したとしています。勧誘し何人か不合格にするやり方でした。訴えでは、勧誘していない、クラブチームの子を、評定が相当低いのに、合格させたそうです。群馬県はどこも換算基準を出さないであいまいです。中高の顧問同士の人間関係で生徒を取れるようにしているのでしょうか。前工野球部は、平成18年にも地元新聞(上毛新聞)で不適切な作文指導が取り上げられましたが、反省しませんでした。裁判名は、平成23年(行ウ)9号、平成23年行(ウ)12号。さらに、前期入試で意見した教師を担任から不当に外し、平成23年(ハ)817号で校長が訴えられ、平成23年(ワ)851号で群馬県が訴えられ、平成24年(ネ)第4430号損害賠償請求控訴事件に発展しました。裁判で前工の換算基準が明らかになりました。それは、●3年間の評定平均を10倍する●空手、サッカー、硬式野球、新体操、柔道、バレー部は1点から10点の加算点がある●面接は20点ほど。作文は5点ほどでした。この換算方式はなぜ公にしなかったのでしょうか。●特定の部活動だけが10点の加算点を持つことは受験生に知らせたほうがいいでしょう●面接の点数も公にしたほうがいいでしょう。平成23年(行ウ)9号の答弁書にありました。