〈あらすじ〉
米マサチューセッツ州に妻子と暮らす平凡な会社員のキース・ギル(ポール・ダノ)は、「ローリング・キティ」という名前で株式投資に関する動画配信を行っていた。パンデミック真っ只中の2020年、彼は、全財産の約5万ドルを、時代遅れで倒産間近と囁かれていたゲームストップ社(ゲームソフトを販売する実店舗を全米各地で経営)の株につぎ込む。
一方、大手ヘッジファンドのゲイブ・プロトキン(セス・ローゲン)は同株を空売りし、“愚かな投資(ダム・マネー)”をする庶民から金を巻き上げようと画策。しかし、「キティ」に共感した個人投資家たちの行動によって、ゲームストップ株は大暴騰し――。
SNSで繋がった庶民たちが、ウォール街の大富豪に一矢を報いた実話をもとにした群像劇。クレイグ・ギレスピーの『クルエラ』に続く長編監督作。105分。
[匿名さん]