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スーパーカブの荷台に市販のエアータンクをくくり付け、タンク内に注入した圧縮エアーはもちろん電気の力で溜めたもの

そして肝心のエンジンは、玩具のエアーエンジンのコピーかと思いきや、インテークバルブが開き、圧縮空気がシリンダー内に充填され、ピストンを押し下げることにより動力を生む仕組みらしく、既存のスチームエンジンを真似たもののようだが、SLなど動力として使うスチームエンジンはピストンを押し下げるだけでなく、押し上げる時にも圧縮スチームを使って回転の円滑かつ動力ムラを消している

挑戦することに意義があるのか？
先人に習わず、何だかレベルが低くなっている様な…

通常はプラグホールを圧縮空気取り入れ口に使うのだが、インテークバルブで圧縮空気をコントロールする仕組みに成功例はなく珍しいかも知れない

知っての通り従来のバルブ形式ではシリンダー内の燃焼圧力に対して気密保持出来るが、インマニからの高い圧力は燃焼室側へとリークしやすい、ヘッドに組まれた状態でもバルブのステムヘッドが押せてしまう弱いバルブスプリングは使えない、出力の為には圧縮空気の圧力は高めたいというジレンマがつきまとう

今まで世界中で幾多ものアイデアや試作されてきた古典的な原理ではあるが、物にした人は誰もいない、何が一番凄いのか？ それは失敗例だけ見せて挑戦する前から出鼻をくじかない教師がまだいたのが驚き！

頑張れ！博多の高校生