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新型コロナワクチン、「無料」は2024年3月まで…4月から7000円
新型コロナウイルスの感染が世界中で猛威をふるうようになってから4年あまり。
日本国内では新たな変異株「JN.1」の感染が急増していますが、ワクチンの無料接種は3月末で終了し、4月からは有料になります。
新型コロナワクチンの接種費用はこれまで全額を公費で負担していた。
首相官邸のホームページによると、接種回数は4億3400万回を超えた。2023年9月から行われている「秋冬接種」だけでも2600万回を数える。
全世代が無料で受けられる特例の臨時接種は2023年度いっぱいで、3月31日に終了する。
新型コロナの主流がオミクロン株となり、重症化率が低くなってきたことなどが理由だ。
4月以降、コロナワクチンの接種は大きく二つに分かれる。
高齢者の負担額は7000円が目安
一つ目は、自治体が秋冬に行う年1回の「定期接種」だ。
対象は全世代ではなく、65歳以上の高齢者と、特定の基礎疾患を持つ60~64歳の人に限られる。
費用の一部は原則として自己負担となり、「7000円」という目安が示された。
ただし、低所得者は無料で受けられるようにする。
自治体によっては独自の補助をすることも考えられるという。
二つ目は、年齢に関係なく接種を希望する場合だ。
希望者は自ら医療機関に足を運んで接種を受けることになる。
この場合の費用は全額自己負担になる。