2022/04/05 07:04
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松山英樹
2022年 ジェネシス招待 3日目 松山英樹 松山英樹がマスターズ優勝後の1年間を語った
松山英樹がマスターズ優勝後の1年間を語った
「マスターズに、出られるんだろうか」。開幕を4週後に控えた頃、ディフェンディングチャンピオンの鼓動は突然、速くなっていった。
◆「起き上がれない。助けて」
2022年 ジェネシス招待 3日目 松山英樹 けがは想像以上だった
けがは想像以上だった
3月初旬、フロリダでの「アーノルド・パーマー招待」期間中に首から肩甲骨にかけて痛みを発症した松山英樹は、翌週の“第5のメジャー”「ザ・プレーヤーズ選手権」を初日スタート前に棄権。3週にわたって戦列を離れた。
<< 下に続く >>
「パーマー招待のときは『ちょっと時間が経てば大丈夫かな』と思っていた。今までも、試合をやりながら良くなっていたときがあったから。でも、どんどん痛みがひどくなって。プレーヤーズのときは月曜日(開幕前)に痛みがだいぶ取れて『行けるかな』と思ったが、木曜日(初日)の朝は話にならないほど痛かった」
そのままコースからオーランドの自宅に車で帰っても痛みは癒えない。翌金曜日の夜。ついにはベッドで眠ることすら、ままならない状態になった。「寝返りを打つたびに痛みで目が覚めた。ベッドで寝ていても痛い。硬い床の上だったら大丈夫じゃないかと思って、リビングのソファの横で寝たんです。それで起きたら、もう起き上がれなくて。身体を反対にすることすらできない。どうやったら起きられるんや…と」
手元にあったスマートフォンを取り、別の部屋で眠っていた早藤将太キャディ、岩井幹雄トレーナーにメッセージを送った。「起き上がれない。助けて」―
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松山英樹
2022年 ジェネシス招待 3日目 松山英樹 松山英樹がマスターズ優勝後の1年間を語った
松山英樹がマスターズ優勝後の1年間を語った
「マスターズに、出られるんだろうか」。開幕を4週後に控えた頃、ディフェンディングチャンピオンの鼓動は突然、速くなっていった。
◆「起き上がれない。助けて」
2022年 ジェネシス招待 3日目 松山英樹 けがは想像以上だった
けがは想像以上だった
3月初旬、フロリダでの「アーノルド・パーマー招待」期間中に首から肩甲骨にかけて痛みを発症した松山英樹は、翌週の“第5のメジャー”「ザ・プレーヤーズ選手権」を初日スタート前に棄権。3週にわたって戦列を離れた。
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「パーマー招待のときは『ちょっと時間が経てば大丈夫かな』と思っていた。今までも、試合をやりながら良くなっていたときがあったから。でも、どんどん痛みがひどくなって。プレーヤーズのときは月曜日(開幕前)に痛みがだいぶ取れて『行けるかな』と思ったが、木曜日(初日)の朝は話にならないほど痛かった」
そのままコースからオーランドの自宅に車で帰っても痛みは癒えない。翌金曜日の夜。ついにはベッドで眠ることすら、ままならない状態になった。「寝返りを打つたびに痛みで目が覚めた。ベッドで寝ていても痛い。硬い床の上だったら大丈夫じゃないかと思って、リビングのソファの横で寝たんです。それで起きたら、もう起き上がれなくて。身体を反対にすることすらできない。どうやったら起きられるんや…と」
手元にあったスマートフォンを取り、別の部屋で眠っていた早藤将太キャディ、岩井幹雄トレーナーにメッセージを送った。「起き上がれない。助けて」―