同校によると、男性教諭は2015年10月、同校で行われた練習試合中に当時3年生だった部員1人の右太ももを3回蹴り、拳で胸を5回殴ったという。部員は打撲など全治約2週間のけがをした。部員が痛みを訴えたことで体罰が発覚。男性教諭は同校の聞き取り調査に対し、「チームを引き締めて、他の選手と連帯感を持たせようと思った」などと説明しているという。男性教諭は約3週間の出勤停止と減給の懲戒処分を受け、昨年3月に顧問を解任された。
同校は今月、県文書学事課や県高体連などに報告。同校の榊原茂明教頭は「体罰の報告が必要という認識がなかった。今後は教員に対する指導を更に徹底していきたい」と話した。
私立学校を所管する県文書学事課は足利工大付高(足利市福富町)の男子バレーボール部の男性コーチが昨年6月に部員を蹴るなど暴行した問題を受け、12月に県内の私立学校長に対して教員の適切な指導を徹底するよう通知したほか、私立学校長の出席する会合で体罰などの問題があれば速やかに関係機関に報告するよう指導していた。【萩原桂菜】
同校は今月、県文書学事課や県高体連などに報告。同校の榊原茂明教頭は「体罰の報告が必要という認識がなかった。今後は教員に対する指導を更に徹底していきたい」と話した。
私立学校を所管する県文書学事課は足利工大付高(足利市福富町)の男子バレーボール部の男性コーチが昨年6月に部員を蹴るなど暴行した問題を受け、12月に県内の私立学校長に対して教員の適切な指導を徹底するよう通知したほか、私立学校長の出席する会合で体罰などの問題があれば速やかに関係機関に報告するよう指導していた。【萩原桂菜】