松本国際、体罰で春高準V歴のバレー部監督辞職2018年10月16日19時29分]
創造学園時代の壬生義文監督(2016年1月9日)
長野県松本市の松本国際高は16日、男子バレーボール部の壬生(みぶ)義文監督(62)が体罰を理由に4日付で辞職したと発表した。同校は前身の創造学園高時代、「春高バレー」とも呼ばれる全国大会で準優勝したこともある強豪校。
松本国際高によると、壬生氏は昨年度、複数回にわたり、部活中の部員に「行き過ぎた指導をした」という。生徒のプライバシー保護を理由に具体的な内容を明らかにしていないが、「体罰を指摘されるようなことがあった」としている。
壬生氏は同県岡谷市の岡谷工高監督時代、1998年から全国大会で3連覇した後、創造学園高の監督に就任。2012年に準優勝を果たすなど強豪校に育て上げた。
松本国際高の永原経明(つねあき)校長は「生徒や保護者、支援者におわび申し上げます」とのコメントを出した。(共同)