スピードスケート代表ら10人W杯開幕戦アウト ドイツ合宿中にコロナ陽性
[2021年11月10日8時53分 ]
スピードスケートの北京五輪選考大会
スピードスケートの北京五輪選考大会
日本スケート連盟は9日、スピードスケートのワールドカップ(W杯)に向け海外遠征中の選手4人、スタッフ6人が新型コロナウイルスの検査で陽性となったことを発表した。個人名は明らかにしていない。選手団には来年2月の北京オリンピック(五輪)で2大会連続金メダルを目指す女子の小平奈緒(相沢病院)や高木美帆(日体大職)、男子短距離のメダル候補の森重航(専大)、村上右磨(高堂建設)、新浜立也(高崎健康福祉大職)らが名を連ねている。
日本代表チームの選手22人、スタッフ13人は12日から始まる北京五輪シーズンのW杯開幕戦(ポーランド・トマショフマゾウィエツキ)に向け、10月28日からこの日までドイツ・インツェルで合宿中だった。
ポーランド入国48時間前に行うPCR検査で発覚。同連盟によると陽性者はドイツ国内で7日間の隔離措置がとられるため、W杯開幕戦には参加できない。選手、コーチの一部に微熱があるものの、ほとんどの陽性者は無症状。7日間の隔離を終えた後、陰性となればW杯第2戦(ノルウェー・スタヴァンゲル)に参加する予定だという。今回の検査で陰性だった選手らは濃厚接触者には当たらないと判断され、W杯開幕戦から参加する。