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ルチル(金紅石)は、宝石に含まれる黄金色の針状結晶で、二酸化チタン(TiO2)の結晶の1つです。
ルチル
特徴
ダイヤモンド以上の屈折率を持ち、光輝が強い
色
赤、金色、黒色、黄色、緑色など
生成場所
火成岩や変成岩などの副成分鉱物として、ペグマタイト中や高温熱水性鉱脈中など
宝石としての価値
透明度が高く内包されるルチルの量が多いほど希少で価値が高い
パワーストーンとしての意味
金運や財運、幸運、直感力や洞察力、情熱・活力・刺激など
ルチルは、宝石のなかに含まれるインクルージョン(内包物)のひとつで、その量や方向によって様々な表情を見せます。
ルチルという名前は、ラテン語の「rutilus(黄金色に輝く)」に由来しています。
ルチルを含む水晶は「ルチルクォーツ」とも呼ばれ、別名「針水晶」とも呼ばれています。ルチルクォーツは、月の満ち欠けによってその輝きを微妙に変化させ、古代より月の光が宿る『月の石』『聖なる石』として大切にされてきました。