
11日(水)に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子中国代表相手にストレート勝利を飾り、オポジットの宮浦健人がU-NEXTのフラッシュインタビューに答えた。
新生日本代表の初戦は、開催国の中国を相手に完全アウェーの中ストレートで勝利を飾り幸先の良いスタートを切った。身長2メートルを越える選手が揃う中国に対し、サーブで攻めて試合を優位に進めた日本。3セット目は途中リードされながらも逆転に成功し、1セットも奪われることなく、全員が攻守で落ち着いたプレーを見せた。
宮浦は今試合で両チーム最多の13得点をマーク。ポイントゲッターとして難しいトスも打ち切り、攻撃の中心として日本チームを引っ張った宮浦は、「初戦難しい試合になったと思うんですが、まずは勝ち切れて嬉しく思います」と勝利後に安堵を示した。
解説を務めた柳田将洋から、この試合でどんな風に自分の活躍をイメージしていたかを聞かれると、「特に世界を相手に戦う時はブロックが高いため、何回もリバウンドをとって自分に託されるというところもイメージしていたところを、今日できてよかったです」と答えた。
また、26歳の宮浦だが、今大会のメンバーには宮浦よりも若い選手も名を連ねている。そんな年下の選手に意識していることについて、「今大会が初めての選手や若い選手がたくさんいるので、コート内では年上の自分が引っ張るということを意識しました」とエースとして、そして年上としての心意気を明かした。
明日12日(木)には世界ランキング1位の強豪男子ポーランド代表との対戦が控えているが、「明日もフィジカルや高さがある強い相手になると思うが、これからすぐに準備して明日の厳しい戦いに備えたいと思います」と意気込みを見せた。