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タイの失業率は、観光産業の回復により、2023年第1四半期に3年ぶりの低水準となり、2022年第4四半期の1.15%から1.05%に減少しました。2023年5月23日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

東南アジアで2番目に大きな経済規模を持つタイの経済は、新型コロナウイルスの感染拡大によって壊滅的な打撃を受けた観光産業が回復したことにより、第1四半期に予想を上回る成長を遂げました。

国家経済社会開発会議（NESDC）の発表によると、1～3月期の雇用者数は前年同期比2.4％増となり、前3ヵ月間の1.5％増を上回りました。

1～3月期の失業者は42万人で、経済がパンデミックの影響を十分に受ける前の2020年第1四半期に記録した失業率1.03%以来の低水準となりました。

タイの失業者の定義は、調査した週に1時間も働いていない人です。

2023年第1四半期のタイの労働人口は、3960万人でした。