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バンコクの女性タクシー運転手は、 有料不道路の通行料金の支払いを拒否した外国人観光客2人を甘やかし、自身が代わりに支払いをしようとした警察官を非難しました。

女性タクシー運転手と外国人女性乗客2人とのトラブルが発生したのが、2024年2月末のこと。外国人女性乗客2人は配車アプリを通じて、ソイ・ソンプラパ1からワット・ラチャナダラム までを予約。外国人乗客はルートの選択で、有料道路の使用を選択しました。

女性タクシー運転手によると、外国人女性乗客2人に対して運賃の326バーツに加えて有料道路の通行料を支払わなければならないことを伝え、2人も同意して出発。しかし目的地に到着すると外国人女性乗客2人は通行料の支払いを拒否し、支払いを逃れるために逃走したのだとか。女性タクシー運転手は彼女らを追いかけ、周辺の人々に助けを求めて、警察に通報するように頼んだとのこと。

女性タクシー運転手によると、駆けつけたサムラーンラート署の警察官が外国人女性乗客2人に代わって通行料金を支払おうとしましたが、「筋が違う」として女性タクシー運転手はそれを拒否。警察官が外国人乗客を甘やかすことは、不正が繰り返されることを助長すると主張しました。

サムラーンラート署の署長は、外国人女性乗客2人は支払いを拒否するつもりはなかったが、言葉の壁で誤解が生じたと考えていると述べる一方、警察が外国人の通行料を負担すべきではないという女性タクシー運転手に同意し、部下である関係警察官を叱責しました。しかし、タイの観光イメージを守るために、関係警察官が問題を迅速に解決したいと望んでたことも理解しているとのことです。