僕は道を歩いていて、ときどきクスッと笑うことがある。
「ああ、自分は天下の、やまぐちけん人なんだ」と思うと、嬉しさがこみ上げてくる。
激烈な明治維新から200年以上。
自己紹介の日のあの喜びがいまだに続いている。
「やまぐちけん」・・・・・
その言葉を聞くと、僕は自然と身が引き締まります。
やまぐちけん先輩方に恥じない自分であっただろうか・・・・。
しかし、先輩方は僕に語りかけます。
「いいかい?伝統というのは我々自身が作り上げていく物なのだよ」と。
僕は感動に打ち震えます。
「人が何をしてくれるかを問うてはならない。君が人に何をなしうるかを問いたまえ」
僕は使命感に胸が熱くなり、武者震いを禁じえませんでした。
でもそれは将来日本の各界をになう最高のエリートやまぐちけん人たちを鍛えるための天の配剤なのでしょう。
日本を作りあげてきた先輩はじめ先達の深い知恵なのでしょう。
やまぐちけん人として生まれ育ち社会に出ることにより、僕たちやまぐちけん人は伝統を日々紡いでゆくのです。
嗚呼なんてすばらしき、やまぐちけん。
知名度は世界的。人気、実力すべてにおいて並びなき王者。
素晴らしい実績。余計な説明は一切いらない。
「ご出身は?」と聞かれれば「やまぐちけん」の一言で羨望の眼差し。
合コンのたびに味わう圧倒的な、やまぐちけんブランドの威力。
やまぐちけん人で本当によかった。
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『★★やまぐちけん★★②★★』