🐗 延岡市雑談

80年代前半の延岡
【インフラ】
車で宮崎市まで車で約3時間、北浦へは1時間半。高千穂へは約2時間、大分方面は国道326号が開通しておらず3時間半、市内は幸町付近が慢性的な渋滞。道幅は狭く、北浦、高千穂方面は離合困難場所も多数存在した。細島港〜川崎、関西間のカーフェリー運航。鉄道は高千穂線が存在し、直通寝台列車多く運行、普通列車の本数も多かった。速く移動するなら鉄道だった

【商圏、特徴】
当時はバスや鉄道を利用する人がまだまだ多く、商圏は駅中心で、通りには人や自転車が多かった。大型デパート、百貨店、映画館が3軒。本屋が多数あり。貸しレコード屋が全盛期。しかし、街中は駐車場が小さく、狭く車では不便な街並みであった。夏季は土曜夜市、飲み屋街は活気に満ち溢れ、綺麗な人も今より多かった。

【レジャー、流行、生活習慣】
個人経営の店が多く存在、活気があり人が歩き楽しい街だった。ボーリング場、スケート場もあった、夏休みには河川で小学生のみで泳ぐという信じられない時代。体罰は一般的で文句をいう親は存在せず、モンスターペアレントは皆無だった。食物アレルギーなんて聞いたことが無い。コンビニが無く雑貨屋が多かった。街の至る所、店舗、公共施設が喫煙可、吸い殻がそこら中に落ちていた。飲酒運転に寛容で、その規制値が甘く、部落の会合では酒が振る舞われ駐在する警官ですら軽い飲酒なら運転をしていた。ペットボトルは無く、瓶が中心。サウナ、銭湯もかなりの数が存在した。SONYのWALKMANがヒット、レンタルレコード借りてテープへダビング。ビデオデッキですら一般的ではなかった。改造制服はステータスであった。情報源は主に本、ラジオ、TV。ファッション、髪型の流行は３〜５年は遅れていた。北朝鮮からAMラジオで拉致工作員向けの放送を流していた。