沖永良部島、知名町の男性職員が職務で管理していた公金約3800万円を横領したとして、懲戒免職処分を受けていたことがわかりました。
関係者によりますと、知名町の保健福祉課や子育て支援課に勤務していた男性職員が、2018年度から昨年度にかけて、重度の心身障がい者の医療費助成金や外部団体の預金通帳などから、合わせて301回に渡り、約3800万円を横領したということです。
今年2月ごろ、子育て支援課の上司が不審な会計処理があることに気付き、内部調査や本人への聞き取りを行い、発覚しました。
住民からの助成金の申請を装うために架空の書類を作成したり管理していた外部団体の預金通帳や印鑑を使い、現金を引き出していたということです。
この職員は横領を認め、町に対し「主にギャンブルに使った」と話しているということです。