強制わいせつ未遂で地域を守る現役警官を逮捕・起訴 池田高秀巡査部長
■現役の警察官が強制わいせつ未遂事件で逮捕
5月21日、埼玉県警の監察官室から1人の警察官の懲戒処分が発表された。
監察官室とは警察官を捜査する部署であり、警察の不祥事などを調べることから「警察の中の警察」と呼ばれる。
懲戒免職となったのは羽生警察署の駐在所に勤務していた池田高秀巡査部長(34)。
池田巡査部長は現役の警察官でありながら強制わいせつ未遂の疑いで逮捕され、その後、同罪でさいたま地検によって起訴された。
懲戒免職を受けた池田被告は、一体どのような犯罪を起こしたのか。池田被告を逮捕したのは殺人事件や強盗事件などの凶悪犯罪を捜査する捜査一課だった。
■「埼玉県警全体の信頼を失墜させる犯罪行為」
埼玉県警の捜査一課は逮捕会見の中で、「今回の事件は埼玉県民にとって一番の悪行、日々現場で頑張っている埼玉県警全体の信頼を失墜させる許せない行為」と強い口調で非難した。
会見では女性のプライバシーに配慮する必要があるとし、犯行に関する詳細は語られなかったが、池田被告が過去の警察業務で取り扱った女性の個人情報を不正に利用し、その後、女性を呼び出し車内で女性の体を触ろうとしたことが明らかにされた。
【日時】2021年06月01日 11:51
【ソース】FNNプライムオンライン