ドローンのカメラで撮影した被害状況。JR山陽線が土砂で埋まっている様子が確認できる=2018年7月12日午後4時41分、広島県東広島市、清水康志撮影
県が、昨年3月に災害時協定を結んだ損保ジャパン日本興亜(東京)に、今回の調査協力を求めた。同社は、12人が亡くなった東広島市に調査チームを派遣。11日は、上空約150メートルまでカメラ付きのドローンを飛ばして土砂に塞がれた県道のトンネル付近などを調査した。12日はJR山陽線が土砂崩れで不通になった現場などで活動。今後県内の他の市町からの要望に応じて調査を続けるという。
写真・図版
ドローンのカメラ映像を確認しながら操縦する調査員=2018年7月12日午後4時44分、広島県東広島市、清水康志撮影
同社によると、2016年4月の熊本地震の際に谷底で不明者を捜したり、昨年7月の九州北部豪雨でも福岡県朝倉市で被害調査をしたりしてきたという。
写真・図版
土砂崩れ現場でドローンを飛ばし、立ち入れない場所の被害状況を調べる調査員(損保ジャパン日本興亜提供)
県危機管理課によると、ヘリコプターでも被害を調べているが、ドローンだとより低い高度で、谷筋など狭い場所なども調べることができる利点がある。県や東広島市は、調査映像の提供を受けて、より詳しい被害状況を把握するといい、県の防災担当者は「被害状況の収集がさらに進むと期待している」と話している。
県が、昨年3月に災害時協定を結んだ損保ジャパン日本興亜(東京)に、今回の調査協力を求めた。同社は、12人が亡くなった東広島市に調査チームを派遣。11日は、上空約150メートルまでカメラ付きのドローンを飛ばして土砂に塞がれた県道のトンネル付近などを調査した。12日はJR山陽線が土砂崩れで不通になった現場などで活動。今後県内の他の市町からの要望に応じて調査を続けるという。
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ドローンのカメラ映像を確認しながら操縦する調査員=2018年7月12日午後4時44分、広島県東広島市、清水康志撮影
同社によると、2016年4月の熊本地震の際に谷底で不明者を捜したり、昨年7月の九州北部豪雨でも福岡県朝倉市で被害調査をしたりしてきたという。
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土砂崩れ現場でドローンを飛ばし、立ち入れない場所の被害状況を調べる調査員(損保ジャパン日本興亜提供)
県危機管理課によると、ヘリコプターでも被害を調べているが、ドローンだとより低い高度で、谷筋など狭い場所なども調べることができる利点がある。県や東広島市は、調査映像の提供を受けて、より詳しい被害状況を把握するといい、県の防災担当者は「被害状況の収集がさらに進むと期待している」と話している。