📖 創作･携帯小説

凛＞凶暴オンナ・・・・・。ＪＫＪふいぐぇＢくへ ？？？
なんじゃそりゃ・・
小説の中の凛は区暴女じゃなくてチャレンジャーで、ムズムズしてるのが嫌いな女の子なんだい!!!!!

「あっ・・・すいません・・」
いつもなら森重にキツイ事言われてるとキレるアタシだけど、今日はそんな気にならん。
それどころか望の前にいることさえでDown・・・
アタシはオロオロ朱里たちの元へ戻って行った。
「はぁ〜〜〜〜？森重に邪魔って言われただけで戻ってきたの！？」
「有紀ちゃん、いつもならガンガン森重にキツイ事言ってるのに〜」
「有紀!!森重なんかに負けるな！」
ひゃ〜〜〜・・・
一気に３つのバケツが頭からガンッ!ガンッ!ガンッ!と落ちてきたように、３人の言葉が刺さる。
「あ゛───!!!いつもの有紀とちゃうがな!!」
急に朱里の喋り方が変わった。
「おらおらおらおらぁぁぁぁぁぁ」
朱里がアタシの袖をつかんで太鼓の達人の所まで引っ張って行った。
「ウチ等もやるぞ!!」
「え゛」
「やるの!」
「えぇ〜〜〜」
プリクラ撮るんじゃなかったの〜・・？
「グチグチ言ってんじゃないよ!!ほら!!アンタは右側ね」
望が右側で太鼓をたたいているからアタシも右側にされてしまった・・
「アタシ、太鼓なんてできないよ〜」
「ふん!!!ウチの方が出来んわ!!」
シエェェェェェェェ─・・・・・
「有紀〜朱里ーウチ等、立ち読みしてくる〜」
「ＯＫ〜」
え〜・・?!?!
「なっちゃん・・ウチも立ち読みしたい・・」
「アンタはダメ!」
「ジャニ誌読みたいんです〜・・」
「じゃあ、後で一緒に読もう」
・・・・。
朱里には負けたよ・・
アタシはポツンと下を向いた
『ドンドコドン!!!!!』
「有紀有紀!!森重の太鼓のたたき方見てよ〜〜キャ〜〜佑樹の次の良いかも〜」
おいおい・・・朱里には佑樹がいるだろ・・
アタシは森重じゃなくて望の後ろ姿をじっと見つめた。
望ってこんなに肩幅広かったんだ・・・
身長もさらに大きくなって・・・
太鼓も上手だし・・
なんだかカッコいいな・・
「ふ〜終わった終わったー」
「俺、間違えまくっちゃったー」
あっ・・いつの間にか望たち終わってたんだ・・
アタシと朱里は太鼓をやり始めようとしたとたん、近くで望たちのたたきを見ていたおばあちゃんが望たちに話かけていた。
「おやおや〜君たち上手じゃったの〜ぅ」
「いや〜どもども〜」
森重が嬉しそうに答えている。
「あのおばあちゃん、森重たちに興味持っちゃったんじゃない？２人とも良い男だもんね〜」
朱里が感心したように望たちの話を聞いていた。
てかさぁ〜ゲームやんないの〜？？
アタシは目を細くしながらもう１回望たちを見た。
「君たち・・・兄弟かの〜？？非常に身長の差があるんじゃが〜」
「なぬっ!!!」
森重の顔がこわばった
その隣の望は「ほえ？」という顔でいた。
「プププ・・プッ・・ブヘへ〜〜〜」
もう我慢できない！
アタシは思いっきりバカ笑いしてしまった。
「ウキャキャキャキャキャ!!!!!」
朱里もつられて笑っている
「なっ!!お前ら何笑ってんだよ！てか何が面白いんだよ!!!」
「ウケケケケケッ!!!ひ──ひっひっひ〜〜」
奇妙な笑い方をしながら２人に言った。
「だって〜〜〜兄弟？って聞かれてるって事は〜・・望が超〜ビックって事で森重が超〜おチビって事じゃん!?」
「ギャハハハハハ!!!!」
朱里のバカ笑いもエスカレートしていく
「なっ!!!俺はそんなに身長が低いのかよ!!」
「うん」
森重の隣の望がスパ〜ンと森重に言った。
『ブハハ』
「俺をネタに笑うな!!!つか俺の身長は普通!!!望がでかいんだ!!!」

ウチ、はしゃぎまっくてるぞーーーい！！
太鼓の達人やってるもりもりみたいなぁ・・・
カッコいいだろうな・・ε=ε=(ノ≧∇≦）ノキャー
それよりも・・・誠人かっこいい〜〜！！

誠人ってなんて読むの〜？

「あはははは!!!確かに!!望がでかいのかも!!!」
「なっ!なんで俺のせいに?!この身長は遺伝だ!!!俺は悪くないぞ!!!」
「クスッ」
「おいっ!そこ!」
望に指さされてアタシはバカ笑いしながら望を冷たい視線で見た。
「アタシは１５０もいってないのに・・遺伝とか言っちゃってさ・・望の親はどっちもアンタと同じぐらいだよ!!」
「なぬっ!!」
「あ〜!!俺、さっき望の親見たけど望の方が身長出かかったなぁ〜」
「あはははは!!!遺伝じゃなくて望がひそかに牛乳飲んでたか、家でぐっすり寝てただけでしょ〜（笑）」
『ギャハハ』
朱里の言葉にみ〜んな大爆笑〜
いつの間にかアタシまで朱里たちのノリにつられて勝手に望と話していた。
「あれ〜？有紀たち太鼓の達人やってるんじゃなかったの？？」
なっちゃんたちが戻ってきた。
「夏美、春菜!!さっき望で笑える話会ったんだぜ！」
「え〜なになに〜？」
───────・・
この日は女子４人で遊ぶどころか、男子２人も混じって遊ぶことになってしまった。
「有紀」
望がアタシにコソっと呼びかけた。
「ん？」
「今日さ、久し振りに夕日見に行こうぜ」
夕日・・・あっ!!!
そういうえば、何日か前に貴也と海見に行く約束してたんだっけ・・・
貴也が引っ越しちゃう日まであと・・１・２・３・・・
あと３日!?!?
「・・・・・」
「おい？」
「あっ!なんでもない!!今日はちょっと無理・・寒いし・・また今度にしよう・・・それにもし瑞がアタシ達の事見つけちゃったら誤解されるし・・」
「・・まだそんな事言ってんの？」
「コラ──!!!そこのお二人!!」
春菜ちゃんが気まずい空気をスパーンと壊してくれた。
アタシはこういう空気が苦手なのは春菜ちゃんは誰より知っているのだ。
５年のころからアタシがよくこういう気まずい空気で困っている姿を何度か見られているからね・・
「あ〜!!もう４時?!アタシ、ココから家まで遠いし先変えるね！」
アタシは急ぎ足でみんなに別れを告げる。
貴也の家に行って、一緒に夕日を見に行かなきゃ！

急いで自転車に乗って貴也の家まで突っ走る。
イトーヨーカドーから貴也の家までかかる時間はだいたいで１５分か２０分くらいかな。
でもイトーヨーカドーからアタシの家までだったら４０分ちょっとはかかる。
アタシは赤信号になりそうな信号を無理やりでも渡って１５分で貴也の家に着いた。
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・」
疲れたぁぁぁぁぁ───!!!
急いでチャイムを鳴らす
『ピンポーン』
『キャンキャン!!』
貴也家から可愛い犬の吠える声が聞こえた。
「はぁ〜い!どちら様〜？」
貴也のお母さんがその言葉と同時に玄関から顔を出した。
ドキドキ・・
貴也の家でチャイム鳴らすの初めて・・それに貴也のお母さんとも話したこと無い・・
「えっと・・貴也さん居ますか？」
緊張しまくって心臓がぁヤバイ〜〜〜
「はいはい　ちょっと待っててね〜！」
「あっ　はいぃぃぃ〜・・」
カッチンコッチンになりまくりだアタシ・・
『母さーん。女の子って言われても誰か分かんねぇよ!!』
「プッ!!」
貴也の声が奥から聞こえてきた。
ドンドンドン
貴也が階段を降りる音が聞こえた。
「へぇ〜い」
ガチャ
ドキッ!!
「！！！！！ゆ・・ゆゆゆゆ有紀？！」
「あ〜ども・・」
「なんでお前俺んち知ってんの！？」
「友達が言ってた。」
「はぁ〜？？」
貴也の顔が真っ赤
「やべぇ〜・・ふられた子が俺の家の玄関前に立ってる・・」
「そんなに驚いた？」
「うん。どうしたの？俺、今、サッカーから帰ってきたばかりで疲れてんだよ」
「もうすぐで引っ越すってのにサッカーまだやってるの？」
「うん。サッカーは最後までやりたいからさ、俺。」
「でも、北海道引っ越してからでもサッカー続けるつもり。それでいつか今のチームと再会して俺がもっと強くなった状態で今の仲間（サッカーチーム）と戦うんだ」
「貴也には夢と目標があっていいな・・」
かぁ〜・・
貴也の顔が照れている。
「なに赤くなっちゃってんの？別にほめてんじゃないよ？（笑）」
「うっせーよ!!別に照れてない」
「ふーん。まっそれは置いといて今から夕日見れない？」
「え？お前、あの日の事覚えてたの！？」
「は？覚えてるに決まってるジャン。アタシから言い出した話だし。」
てか、ついさっき思い出したけどね
「俺は有紀の事だから忘れてるかと〜・・」
「で？今から行ける？」
「おう！良いぜ！母さん!!ちょっと夕日見に行ってくる！」

貴也がお母さんから許可をもらって２人で自転車に乗って海まで行った。
秋になると、夏よりはやく夕日が沈みやすくなる。
「もうすぐで沈んじゃうんじゃね？」
「じゃあ、はやくしなきゃ！」
２人でペダルを漕ぐスピードをあげた。

『カァ─カァ─・・』
カラスの鳴き声が２人のペダルを漕ぐスピードをどんどんあげていった。

第１０話　終わり

これから2人がどうなるんだろぉ！？続ききになるぅ
〜〜（●＾o＾●）続きどん×2書いてね！！！

第１１話

「じゃーなっ!!望!!!」
森重が俺に手をふる
「じゃーな!!」
俺もすかさずに手をふる
ったく・・・なんで有紀は先に帰っちまうんだ
危ないから朱里と帰ればいいのに。

『ちょっと!!ウチを１人で帰らせる気なの？有紀はぁー!!』

朱里が俺に八つ当たりしてきたじゃねぇかよ
もうすぐで家につきそうになる時、俺は思った。
（海にでも見に行くか・・）
ちょうどこの日は姉貴も親も誰もいないから夕日を見るのに良い時間だし
俺は有紀の家の前を通った。
「あれ？有紀の自転車が置いてない・・」
アイツまだ家に帰ってねぇのか？
少し不安になった俺だが特に気にしないでペダルを漕ぐ。
『キャハハ』
うん？
海のずっと向こう側に高い声と低い声が交った笑い声が聞こえた。
少し近ずいて眉間にしわよせて２人の正体を確認した。
「・・・？？」
あの後姿・・どっかで見たこと・・!!!!!
有紀と貴也！？
なんであの２人一緒にいるんだ？
確か、貴也って有紀にふられたんじゃなかったっけ・・
ふいに俺が持っていた紙コップを『グシャッ』とクシャクシャにした。
「え？」
ギクッ
紙コップをつぶす音が聞かれちゃったみたいだ。「え？望？どうしてココにいるの？変える方向こっちじゃないでしょ？」
有紀が貴也から離れてこっ手に向かう。
でも俺は「スーパーに寄るからこっち方面から来てんの。イケない？」
キッとした目つきで有紀を睨みつけてしまう。
その後ろから貴也が有紀に近ずく。
「・・気に入らねぇー」
「え・・？なに？望、顔が怖い」
有紀ってそういう奴なんだ・・。
「へぇ〜有紀って、もうすぐ引っ越す‘彼氏’のために一緒に夕日見てるんだ。俺の誘いも無視して」
「は？彼氏?!?」
貴也が「どういうことだよ」というように俺に言いつけた。
「じゃあ、ごゆっくり」
あ〜・・俺、なんてこと言っちゃったんだ・・
別に有紀はそんなつもりじゃないって事ぐらい分かってんのに・・
「勝手な事言わないでよ!!!」
ヤバ・・有紀が怒っちまった
俺は「冗談だよ」と言おうとした。
でも────────・・・・
「ウゼェーんだよ。いつもいつも良い子ぶりゃがってチビ!!何が幼なじみだよ!!!」
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・
思っても無いことをまた口に・・・
有紀の顔がクシャっとなって涙目になる。
「・・・・」
なにも言えなくて俺はそのままなんも用がないスーパーに行くふりをして２人の前ら去った。

なんなの？
今の出来事は？

貴也と学校の先生の話をして盛り上がっていると後ろから紙コップをつぶす音がした。
振り向けば望が驚いたような顔でアタシたちの見ていた。
「え？望？どうしてココにいるの？変える方向こっちじゃないでしょ？」
「スーパーに寄るからこっち方面から来てんの。イケない？」
あっそ・・・てか望の目つき＆話し方が怖いんですけど・・・
「へぇ〜有紀って、もうすぐ引っ越す‘彼氏’のために一緒に夕日見てるんだ。俺の誘いも無視して」
はぁ！？なにいきなり意味不な事言っちゃってくれちゃってんのコイツ
後ろから貴也がアタシたちの元へ向かってくるとたん望は
「じゃあ、ごゆっくり」
と言って自転車に乗ろうとしていた。
もう・・何が何だか分かんなくてキレそうになった
「勝手な事言わないでよ!!!」
アタシは腹の底から大声あげて叫んだ。
これならば望もなに怒っちゃってんだかハッキリしてくれるだろう
アタシは思った。
「ウゼェーんだよ。いつもいつも良い子ぶりゃがってチビ!!何が幼なじみだよ!!!」
え・・・・？
まさか望からそんな言葉が返ってくるなんて・・
顔がいきなり熱くなって気がつけばアタシは貴也の温かい腕の中で泣いていた。


─────────────・・・・・・・・

「うっ・・うう・・ひっく・・・」
「落ちつけよ・・・」
貴也が必死ではげましてくれている。
貴也はとっても優しい。
望とは全然違う。
「・・・・な・・んで・・望・・あんな事いったの・・」
「・・・・・」
貴也は黙り込んでしまった。
・・・・・
あ・・・
目の前が急にまぶしくなる。
「夕日だ・・綺麗な夕焼けだな」
１人泣いているちっぽけな女の子と、その隣でただはげましてくれている男の子の前にはとっても綺麗なコゲたオレンジ色の夕日が海に沈んでいこうとする。
アタシなんも言葉に出せずにチラっと貴也を見た。
「わ〜夕日ってこんなに綺麗なんだな・・」
貴也のに瞳には綺麗に輝く夕日が映っていた。
今、アタシの瞳には何が映っているだろう？
ボロボロに崩れ落ちるアタシをはげましてくれる貴也？
それとも。。アタシをボロボロにしていく望？
アタシには夕日の姿なんて瞳に入らなかった。

第１１話　終わり

第１２話

その後はもう夕日も沈んで寒かったから貴也にさよなら言って帰った。
「はぁ〜〜〜〜〜〜・・」
バフッ
アタシは思いっきりベッドに倒れこんだ。
もう望はなんなの・・
望は正直良い男だ。
良い男と言っても見た目とか中身とかじゃなくて。
誰にもひどいことは言わず天使の心を持っている望
なのになんで？
「おーい　有紀ー」
義理のお父さんがアタシを呼んだ
「なにー？」
アタシはダルイと思いなが階段を下りて行った。
「明日はママたち、また海外出張だから光と有紀でクリスマスまでまたお留守番になるけど大丈夫？」
「あったりめぇーだろ!!」
「そうよね。」
お母さんは良かったという顔でアタシを見た。
「有紀はどう？また前見たいな生活だけど・・」
「大丈夫！光と喧嘩すると死ぬほどウザいけどね」
「俺のセリフだボケ」
「ははは!!!大丈夫なら良いんだ！戻ってよし！」
光は「へぇーい」と２階に上がっていった。
アタシはそぐ近くのソファに腰を掛けて深いため息をついた。
「有紀、どうしたの？さっきから様子が変よ？」
きずかれた・・
「・・・あのね・・・望があたしに・・」
さっきの憎くて哀しい言葉をよみがえらせてお母さんとお父さんに言った。
「そうか・・そんな事があったんだ」
「ちゃんと望くんに誤解をといてもらうのよ」
「・・・もうあんな奴と話したくない」
アタシはブスッとした顔で言った。
「あはははははは」
？！
お父さんが腹から思いっきり笑っているではないか
「ちょっと、アナタ、何笑ってんのよ！」
お母さんもつられ笑いしようとしているではないか
「なんで笑うの？こっちは心の底から悲しいのに」
「青春だな」
セイシュン？

いきなり青春だなんて・・
なんにも言えなくなっちゃうじゃない
「有紀は青春してるんだな」
「こんなのが青春なの？」
「青春は恋を楽しんで部活もやりたいこと楽しんで・・」
「そうよ・・そういうのが青春」
「だったらアタシは何一つも青春してない！喧嘩はするし思いは届かないし・・楽しくない！むしろ辛いよ」
「それが青春なのよっ」
お母さんがククッと笑窪をへこませて言った。

「こんな辛い人生が青春なのがアリエナイ!!!!」
アタシは一言そう言って、PCをいじり始めた
普段から使い慣れてるPCだから良いけど、最近はめったにさわってない。
キーを押すのも少し乱れてきた・・
そんなオロオロした手の動きでアタシはお気に入りのなｋの1つをクリックしてユーチュウブという動画を見始めた。
『キセキ』
哀しいラブソング？
の中で１番好きな歌。
聞くたびに心が揺れる

急にPCの画面が変わった。
メールがきたんだ
メールを開いて見てみるとなっちゃんからだった。
『今日は楽しかったね！森重たちおもしろかった！
今日、有紀が途中で帰っちゃうから朱里が望に八つ当たりしてさ〜┗┓‾旦‾┏┛ﾌﾌﾌ┏┛＿日＿┗┓ﾌﾌﾌ┗┓‾旦‾┏┛ﾌﾌﾌ
まじ面白かった((●≧艸≦)』

望という漢字を読んでしまっただけでまた怒りで満ちてしまいそうになる

『へぇ〜朱里が望に八つ当たり〜・・
なんで朱里は怒ってたの〜？(　´，_ゝ｀)プッ･････( 　ﾟ，_ゝﾟ)
まぁーどうでも良いけど・・アタシ、今望と大喧嘩してるから・・』

送信

チャラララララ〜♪
ビクッ
「びっくりした〜」
送信したとたんにアタシの携帯から着信音が鳴った
「もしもし？」
『有紀〜・・有紀に謝らないとイケない事があったの〜!!!』
萌からの電話だった
「えっ・・話しって？風邪は大丈夫なの？」
『うわ〜ん!!本当は風邪なんてひいてないんだよ〜』
「え!!!」
『本当はね・・今日は侑李君とデートだたんだ〜・・』
「な〜んだ！それだったらハッキリデートだから・・って言ってくれればいいのに〜」
『でもでも〜・・』
「全然平気だよ!!」
『嘘ついちゃって本当にゴメンね〜・・』
「分かったから!!気にしなくて良いんだよ?それよりデートどうだった？」
『むふふ〜』
萌が気色悪い笑い方をした
『今日ね、手を繋いだり関節キスしたり・・』
「手を繋いだ！？キキキキ・・キス！？」
『キスじゃなくて、関節！』
「そんなの一緒だよ!!!」
『ふふふっ今日ね、一緒に映画観に行ったんだ！』
うわ〜もう萌たち、完全に大人のデートしちゃってる〜
『ウチは映画であんまり食べたり飲んだりしたら侑李君に嫌われちゃうかと思って、なんにも買わなかったんだけど・・』
「だけど？」
『侑李君がね〜「なんにも食べ飲みしなくてお腹大丈夫」って言って侑李君が勝ったファンタ半分飲ませてくれたの！』
「キャ〜〜〜〜〜〜!!!!!!萌っ!!!アンタは幸せ者!!!
」
『えへへ〜照れちゃうな〜』

本当に萌は幸せ者だよね
好きな人とラブラブで
あんまり悩みも持ってなくて
ホント、萌はしっかりしてるよ

ー朝ー
「あれ？今日有紀と一緒に登校してこなかったの？」
朱里が萌に聞いた。
「ううん。朱里聞いてなかったっけ？今日は有紀のお母さんたちが２回目の海外出張に行っちゃうから空港まで送ってくんだって！」
「あっ！そうか！じゃあ今日は休み？」
「う〜〜〜ん。。。時間があったら必ず学校に行くとは言ってたけど〜・・」
萌がなにかを迷っている。
「けど？」
「ココだけの話、有紀、望と大喧嘩してるらしいよ」
「えっ!!」
「なになに〜？なんの話〜？」
春菜ちゃんと夏美（なっちゃん）が話しに入ってきた。
「えっ!なんでもないよ〜？」
「ふ〜ん」
ガラガラガラ
静かに教室に入ってきたのは望と望と家が近い康平。
「ねぇ・・萌・・望にさ・・有紀となんかあったか聞いてみよ？」
「え？でも・・ウチ、あんまり望と話さないし・・」
萌がオロオロしている
「大丈夫!!!」
ガシッ
「ひや〜〜〜〜〜〜〜」
朱里が無理やり萌の腕をつかんで望に話しかけた。
「ねぇ、望!!あんた有紀となんなあったの？！」
（朱里〜〜怖いよ〜〜）萌が小さくなって朱里と望をみていた。
「は？別に？お前らには関係ない話だし。」
ガタン
乱暴に椅子に座った望はいつもと違った。
「ねぇ〜望〜！」
『うわっ！』
明穂ちゃん、さなちゃん、可愛いモテ組の２人が望に話しかける。
「望って髪の毛のびるのはやいね〜」
「ふふふふふふっ!!!!」
「は？別に！？」
「あははははは望コッワ」
・・・・
「なんか明ちゃん達っていろんなモテル男子と仲良くしようとしてるよね」
「うんうん」
その後ろで朱里と萌が言った。

ー空港ー
「お母さんお父さん、向こうでも体に気おつけてね！」
「たまには連絡しろよ」
少し涙目になるが我慢する
「あら？有紀、また半泣きしようとしてるわね」
「もうすこし強くなれ!!」
親に言われた言葉が胸に強く響く。
「うん!!!」
強くなるように努力する！
でも当分は望の事では強くなれない・・
制服姿の光はいつもより大人でカッコいい。
アタシはまだ中学にもなっていないから制服なんてまだ着れやしない。
『行ってきます!!』
『行ってらっしゃい!!』
お母さんたちは行ってしまった。
「あ〜あ。。また２人生活かー」
「ふんっ！それはこっちのセリフ!!」
「まーたまにはジーちゃんバーちゃん呼べばいいことか！」
「そうだね！」
「なんか食ってくか？」
「大丈夫」
「んじゃ、学校行くぞ。」
「・・・・」
「あっそういえばお前、望と喧嘩してるんだっけ？」
「それを言うな!!!」

もう小説書きたくなくなってきたー。
この小説削除しちゃっていいかな？

えっ！！！楽しみにしてるのに・・・。
新しいの書きたくなった？？？

凛＞う〜ん・・そうじゃなくて・・PC事態さわるのがめんどくさくなって・・・

面白い小説やね。
めんどうとか言わんといてや。
読んでる人結構いるやん。

ひかりと凛って、どっかで話さなかった？

龍地って、ジャニーズの掲示板にいた龍地！？
うっそぉぉぉぉ────!??!?!??
なんでいるの！？
仕事とかで忙しくないの？！
つか、JUMPのスレでも書き込みしなよ！
ウチはあんまり書き込みしてないけど・・

ひかり？
どうしたの？？
龍地s、よろしくね♪
皆？
どーしたのっ？？

も〜うしょうがないなぁ〜
小説かくよーΣ（°Д≦；）


バスでそのいまま学校へ向かった。
廊下を歩いて行く自分。
自分のクラスを後ろのドアから少し開いたすきまで覗く。
みんな真剣に算数の授業を受けてる・・
なんか入りにくいな〜
『起立！気をつけ！終わりましょう』
オッシャ！
ナイスタイミング!!
ガラガラ
一気にクラスのほぼ男子は教室から出て外へと走り出した。
「あっ！」
朱里がアタシに気ずいてくれたみたいだ
「有紀〜!!空港までもう送ったの？寂しくなるね〜・・」
「でも大丈夫だよ！もう慣れちゃったし」
アタシは朱里と教室に入った。
「あ・・」
望もアタシにきずいたみたい
「ふん!!」
アタシはクルんとした髪型を思いっきりバサッと横に振った。
「有紀・・」
朱里が今のアタシの行動で少しひいている
「あっ・・あははは」
バタンッ!!!!!
「え゛？」
いきなり望がアタシの机を真っ二つに割るようにたたいた。
「ちょっと!!なんなのよ!!!!」
マジギレしてしまう
「悪い!!!!昨日の俺はどうかしてた!!!俺は・・俺は単なるバカだ!!」
「・・は・・はぁ〜？」
なに言ってるの？？
「俺は・・お前と貴也が一緒に笑って話してる姿に嫉妬したんだ」
カァァ─・・
「なっ・・なに言ってんの・・？それじゃマルでアタシの事好きって言ってるみたいじゃん」
「そうだよ!!俺は有紀が昔から好きだったよ!!!!」
へ・・・─────・・・？？？
「うおぉぉぉぉぉぉぉ────!!!!!望の告白シーン見っけ!!!!」
クラスに残っていた男子が望をからかう
「や・・やっだ・・!!!有紀・・・モッテモテ〜!!!」
朱里wwwwwwwwwwこんな時に何をwwwwwww!!!!!
「あんた・・瑞はどうすんのよ・・」
「・・・・。」
「瑞なんてどうでも良いって言うの？」
「そんなんじゃないけど・・・でも俺はっ!!」
『のんのん!!』
教室の後ろのドアの方から透き通った綺麗な声が聞こえてきた。
「のんのん!!!アタシ・・知ってたの・・！」
「瑞歩・・」
アタシはなにがなんだか分からなくなって取り合えず椅子に座った。
周りを見たらいつの間にかクラスに残っていた男子も女子も教室から姿を消していた。
教室に居るのはアタシと朱里と望とそして、ドアの方で立っている瑞。
「瑞・・・アタシ・・瑞が大好きだった望なんかとらないよ!!」
アタシは必死に瑞に言った。
「ううん。もういいの。のんのんは無理にアタシと付き合ってくれてたんだよね・・」
「いやっ・・無理にって訳じゃ・・」
「私は良いんだよ・・もういいの・・だから今度は有紀がのんのんを幸せにする番だよ」
「・・・」
「瑞歩・・本当にゴメンな」
「ううん!!『望くん』は悪くないよ！これからも普通の友達でいようね！」
瑞は「のんのん」という言葉から「望くん」という呼び方に変えて走り去った。
「・・アタシっていつも新友を傷つけちゃう・・なんでだろう・・」
「そんな事ないよ！瑞は本当の事を言ってもらえてスッキリしたはずだよ」
朱里はアタシにそっと語ってくれた
「望・・・」
アタシは涙目になって言ったの。
「こんなアタシですが・・・どうぞヨロシク・・うっ・・うぅ・・うわぁぁぁぁん!!!!!」
「おっ・・おい!!泣くなよ!!!」
「有紀〜〜〜!!!おめでとう!!!」
瑞の好きな人を奪って・・アタシって悪い女・・。
でも・・こんな悪い女を瑞は許してしまう・・
アタシは・・こんなに優しい友達を持てて嬉しいよ
幸せだよ・・
初めて青春を感じたよっ・・

こうして望とアタシは付き合うことになったのだ

第１２話　終わり

小説の中の瑞もやっぱり優しいなぁ＊・＊・（＊‾∀‾＊）＊・＊・
望と、ラブラブな日々が始まるのかな？
ってか龍地くんじゃん！！
ビックリした！

第１３話
「まっさか有紀が望の事好きだとは〜」
「え゛？春菜ちゃん気がつかなかったの？アタシは見た目でなんなく分かった」
「え〜嘘〜ウチは全然って言ってもいぐらい分かんなかった！萌ちゃん目が鋭い」
「えへへ〜♪」
「ちょっと!!!アタシの話しないでよもう!!」
「有紀!!おめでとう!」
も〜う・・恥ずかしいから辞めてよ・・
「ほらっ！あっちの男子も望と有紀の話ししてるよ！」
ドキドキ
アタシはチラッと望のグループを見た。
『うわ〜〜望やるぅ〜』
『有紀が好きだったのはなんとなく感ずいてたしな〜』
『有紀のどこが良いわけ〜？』
『あはは！康平それを望の前で言うなって！』
「おい!!なに話してんだよ！！」
『お前の彼女のどこが良いんだよ〜うるさいサルじゃねぇ〜かー（笑）』
ムッ
失礼ねっ!!
「ちょっとそこの男子!!!そうやって有紀ちゃんの事バカにしてるのも今のうちよ!!」
「そうよ!!彼女の出来ないアナタたちはブザマねぇ〜」
アタシの事をかばってくてるように言ってくれたのは、望を狙っていた何人かの女子だ。
夏は望と変な噂が合っていじめを受けていたがまさかあんな事を言ってくれているなんて・・
「有紀ちゃん・・私たち有紀ちゃんに悪いことしちゃったわね・・」
アタシをかばってくれた子たちは皆あたしに謝っている。
「ううん!!全然大丈夫！なんかアタシなんかが望と両思いでゴメンね」
アタシが心の底から申し訳ない気持ちだった
「あはは！有紀ちゃん面白いね！」
「そ・・そうかな〜・・」
クラスのみんなとも仲良くなれて今日はすっごく良い日だ・・
「有紀〜〜!!今度みんなでデートしようね♪」
「萌・・OK!!・・え？デート？！」
聞いただけでドキドキする言葉
「無理だよ〜デートだなんて〜・・」
「付き合ってるんだったらデートは当たり前だよ！」
「うっ・・」
デートとか・・・アタシには１億年はやすぎるよぉ〜〜〜〜〜〜

ー放課後ー

『ピンポーン』
「いらっしゃ〜い!!」
『おじゃましまーす』
今日は光が文化祭の準備があって遅く帰るらしいから友達を家に誘った。
萌と朱里となっちゃんと春菜ちゃん。
「ごめんね〜。。。せまい部屋だけど〜」
「え〜全然広いじゃ〜ん！」
みんなアタシの部屋でくつろぐ
「ねぇ。有紀っていつ頃から望の事がすきだったの？」
なっちゃんの一言がアタシたちの会話を盛り上げる
「え・・・えっと・・最近かな・・」
「最近？！」
「うん」
「え？貴也をふった日に『初恋を大事にしたい』って言ってたじゃん？」
なっちゃんが謎めいた顔で聞く。
「あ〜あれはね・・・その頃は・・これ言っちゃっていいのかな〜？」
『誰誰〜？』
いや・・・これは言ったらみんなブーイングだよ・・
「光・・」
「うん？なに？聞こえない？」
朱里が耳をすましている
「ひ・か・る!!!!!!!!!」
シーーーーーーン・・・
『えぇ───?!!?!?!?』
みんな目をとんがらせて驚いている
「え・・ちょっと・・・ユー落ちついて・・」
なっちゃんはオロオロ・・
「光くんって・・義理だけどお兄ちゃんでしょ？」
萌は汗をかきまくり
「そうだよ？初恋は光。血は繋がってないんだから別におかしくないでしょ？」
「まぁ〜確かに・・」
朱里が言った。
「でも・・・想像はしてなかったな・・光くんだって・・・」
そうだよね・・これはいくらなんでもないよね（汗）
「だって。。アタシが熱で倒れた時に学校総体してまで看病してくれたんだもん・・」
「有紀って、優しさにひかれちゃうんだね」
「あのさ・・アタシ・・有紀ちゃんの義理のお兄ちゃん見たことないからどんな人か分からない・・」
「そうだよね・・春菜ちゃん５年のころに引っ越して来たんだもんね・・じゃあ、見せてあげようか！」
『おぉ〜!!』
「はい。これ」
アタシが携帯の画面をみんなに見せた。
「うわ〜カッコいい〜」
「あはは・・ねぇ。みんなの初恋っていつ〜？」
なんとなく光の話から離れる。

朱里の初恋は幼稚園
萌の初恋は幼稚園
なっちゃんの初恋は小４
春菜ちゃんの初恋小２

アタシの初恋は・・・小６の最近と言ってもいいかも
なんか初恋が遅いって事をしってしまうとちょっと悲しくなるな・・

龍地＞OK〜!読んでみるね〜

ー夜ー
プルルルル
「はい。山室です」
（ん？・・・電話は・・？あーアタシには関係ないやー）
有紀はソファーで寝っ転がってテレビを見ている。
「有紀ー!!」
光がアタシを呼ぶ
「ん〜？」
ババァきどりで返事をすると
「貴也ってヤツから電話」
ガバッ!!!
貴也！？
「はいっ！もしもし！」
『あっ。有紀？』
「うん！どうしたの？」
貴也の声を聞くと甘酢っぱい思い出がよみがえる。
でも貴也に会える事はもうないんだよね・・
『俺、明日引っ越すだろ？有紀に見送ってほしくてさ』
え・・・見送り・・
「うん!!!!良いよ!!!見送る!!!」
『え？いいの？朝５時だよ？』
５時・・・起きれるかな・・
「大丈夫！！もう２度と会えなくなっちゃうって思うと嫌だから見送る!!!」
『ありがとう。でも望がヤキモチしちゃうから望とおいでよ』
うん？望？なんで貴也が望の事・・
「なんで望の事知ってるの？」
『俺のクラスでも噂だよ』
もう貴也に伝わったんだ・・
貴也にだけは知られてほしくなかったな・・
でも・・望より貴也が妬いちゃいそうじゃん・・
「ううん！望は連れて行かない！」
『あっ・・そう・・分かった。じゃあまた明日ね』
「うん・・おやすみ」
ガチャ
「光、明日はやく起きるよ!!」
「は？なんで？」
「貴也って人が明日北海道に引っ越しちゃうの！」
「で？」
「だから、アンタも一緒に貴也の家に行くの！分かった？」
「なんでオメーの言いなりに・・」
「じゃあ、明日は早いからおやすみー」
「は？おっおい・・」
ドジドジドジ
ガチャン
「はぁ〜・・まったく」
光はポツリとつぶやいた

第１３話　終わり

大１４話

「寒っ!!!」
「ほら行くよ」
光が大きな自転車に乗る。その後ろにアタシが乗る
いわゆる二人乗りって感じ。

あのさ〜〜、みんなの初恋のところって適当だよね・・・。（ウチと春奈チャン！！まぁ朱里と萌里チャンたちはよく分かんないケド・・・。）
教えてネ❤
この小説ってもうクライマックス！？
どのあとどうなるか楽しみ〜〜〜❤

あっ！！！
どのあとどうなるか楽しみ〜〜〜❤って書いちゃったケド、本当はこのあとどうなるか楽しみ〜〜〜❤って
書こうとしたんだ！！！
(^^♪

季節＞あはは〜誰だって間違えちゃうことあるよ〜
○○ちゃんって書こうとすると○○ちょんって書いちゃうしね〜（笑）
まぁ〜これからも読んでね！
たぶんもうすぐで終わると思います・・・・

光と二人乗りをして車がたくさん通る道路の横を突っ走る。
光の髪の毛からはとっても良いにおいがした。
これは‘男’という匂いじゃない。
‘光’の匂いがする。
────・・・・!!!
なに光の匂いなんて嗅いじゃってるんだアタシ!!!
「おい、背中で暴れるなよ。落ちるぞ」
「暴れてない!!」
「てかはやく貴也の家まで行ってよ」
「乗せてもらってんのになんて態度だ」
それから１５分後にやっと貴也の家に着いた。

「あっ！有紀！」
貴也の家の前には「アリさんマークの引っ越しや」とかかれたトラックが３、４台停まっていた。
「貴也・・・」
寂しいな・・
「あっ・・お前が有紀の彼氏かっ！」
「バカッ!!貴也は彼氏じゃない!!」
「あれ？誰だっけ？もしかしてあの坊主？」
坊主とは望の事だ
「もう良いでしょ!!!!!」
光とアタシの会話を聞いていた貴也は少しさびしそうな顔だった。
「あっ・・貴也・・あははは〜」
話すことがなくてとりあえず笑う
「この前は目の前で望と喧嘩しちゃってゴメンね・・おかげで全然見た気がしない夕日だったでしょ・・」
「ううん。そんな事ねぇよ」
「そう・・」
貴也が出発するギリギリまで貴也の玄関でいろんな話をした。
「貴也!!そろそろ行くわよ」
「あっ・・じゃあ俺、行くわ」
「・・・」
「おい。ヤロウ」
！！！！！
「ねぇ!!!貴也の事「ヤロウ」って呼ばないで!!」
「うっせぇー男の話に突っ込んでくるな」
あ〜もう!!男の話？！
「お前の初恋が有紀なんて正直おかしいぞ？」
「はい。俺自身もおかしいと思いました」
「ちょっと─!!!なんの話してるかと思ったらそんな話！？」
「あははははははは!!!それじゃあ!!今日は来てくれてサンキュウ！」
貴也はトラックに乗って窓ガラスのすき間から大きく手を振って行ってしまった。
「さよなら・・・」
アタシの目には小さな水晶玉がほっぺをわたって流れていた。
「お前・・なに泣いてんだよ！」
「泣いてない!!」
こんな事で強気になるのはよそう・・
泣きたい時は泣くんだ。
「さびしいよ・・」

第１４話　終わり

夕日からの贈り物　最終話

「おっは〜」
アタシは元気に教室挨拶した
「有紀〜もう貴也いないけど生きていける〜？」
朱里が遊び半分で話しかけてくる
「なに言ってんの？！いなくても生きていけるわよ!!!!」
「本当か〜？」
さらに萌が
「あっ！有紀には望がいるんだったねぇ〜」
『あははは』
バカにするなぁwwwwwwww
「萌ちゃん!!」
後ろからなにやら低い声がする
「え？侑李くん・・声・・」
「うん。僕声変わりしちゃったんだ」
「え〜〜!!!!」
侑李が声変わり・・びっくらこいた〜・・
「じゃあね！ちょっと侑李くんと図書室デートしてくるね♪」
デートだなんて・・「羨ましいねぇ〜」
「朱里!!!!お前今日、日直だろ!!!はやく先生に御用聞きいけよ！」
「あっ！佑樹！そうだったね！」
「もーう。朱里は俺が見てないと心配だな」
「えへへ・・」
朱里と佑樹はなにやら大人なふいんきを作ってどこかに行ってしまった。
みんなラブラブ・・
アタシと望なんて今のところ前とは変らないよ・・
「有紀!!」
ドキッ
「なに？」
望が話しかけてくれた！
もしかして・・「今からデートしよ？」なんて言ってくれたりして〜〜♪キャ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
「今からさ・・・」
おぉ!!!!来た来た来た!!!!!
デート〜〜〜
「今からみんなでドッチやるんだ！お前もやるよな？」
へ？
ドッチ・・？ドッチボール・・？
「え・・あっ・・うん・・」
「どうしたんだよ？ほら行くぞ！」
グイ！
ドキドキドキ
望が手をにぎっている・・
まだデートまではいかなくてもアタシたちはそれなりにラブラブって事を実感した
「なぁ・・俺たち・・デートは無理だけどよ・・２人で夕日がぐらいは見れるよな！！」
え・・
「うん!!!!!」
望もアタシと一緒の事思ってるんだ・・

ー放課後ー
ザァァァァァ──
「秋の海だとなんとなくさびしいな・・」
「うん・・」
望とランドセル背負ったまま砂浜に腰をかける
「あ〜綺麗な空・・」
「もうすぐで夕日が見れるよ」
アタシは望の瞳を見た。
ドキッ
望の瞳には海がうつっているんじゃなくて・・アタシがうつっていた。
「有紀・・」
「望・・」
そっと2人は肩を寄せ合ってずっとずっとアタシたちを見守ってくれている夕日を見ていた。
「きっとアタシたちがこうして付き合えるのも全部、ここまで一緒にいてくれた友達と、この夕日のおかげかもね！」
「おう！！夕日からの贈り物だよな！！」

今のアタシの青春は気ずかないうちに
夕日という
温かいものが
贈ってくれていたのかもしれないね


夕日からの贈り物

─END─

みんなのおかげで無事に終わりました!!!!

正直、終わりそうにないなぁ〜って思ってました！

これからも宜しくお願いします！

ひかり≫おもしろかったよぉぉぉｗｗ
おつかれちゃん♪♪
ひかりまたなんか小説かいてぇ〜☆☆

春日＞最後まで読んでくれてありがとね♪
これからも宜しくお願いします☆
春日の小説も読むね(●*>凵＜p喜q)*゜・。+゜

夕日からの贈り物
　　　　　　　特別バージョンパート１
　　　　　　　　　　　　『空からの贈り物』

「夕日からの贈り物」が終わって特別バージョンをかかせてもらいます！
今回は小説の中の主人公有紀の親友の朱里が佑樹を好きになっていく話しを書かせてもらいます！

〜朱里編〜

「朱里!!!!はやくしないと授業遅れるよ!!!」
「あやほ〜待って〜!!!」
小学４年生になったばかりの私。
まだ慣れないことがたくさんある。
恋なんて４年になって以来まだしていない。
「はいっ！席に着いてー今日は転校生を紹介したいと思います！」
ザワッ
「転校生」という言葉を聞いただけで皆がさわぎ始めた。
「カッコイイ人かな〜？」
「うわ〜朱里がへんなこと言ってるー」
隣の席の奴はいつも余計なことばかり言ってくるんだから。
ガラガラガラッ
教室に静かに入って来たのは・・黒いランドセル！
男だ!!!
クラス中の女子は緊張感でいっぱいになる。
もちろん私も。
「初めまして。佐藤佑樹です。よろしくお願いします。」
カ・・・カッコイイ・・・
なんてことだ・・
一瞬で吸い込まれそうになったあの瞳。
なんてカッコイイの？！
「ねぇ〜、あの佑樹って人カッコよくない？」
え？
周りの女子も私と同じこと思ってるんだ・・・
ムカッ
久しぶりにヤキモチした
これはかなりの本気かも・・
あたし、誰にも負けないぐらい佑樹が好きだぁ────!!!!!

佑樹に燃えて１年が経った。
小学５年に上がるとき、あたしは必死で願った。
「佑樹と同じクラスになれますように!!!」
強く強く願った。
佑樹はただでさえモテモテ。
しかも今のあたしの気持ちは佑樹に伝わってない。
このままでこの恋は終わらせるわけにはいかない!!!
あたしは張り切って、クラス表の紙と真剣に睨めっこをした。
（佑樹と同じクラスになれますように・・）
佑樹は５年１組・・
あたしは・・・５年３組・・・
あぁ・・・終わった・・あたしの恋はもう終わった・・・
同じクラスじゃない人にどうやってアタックする・・？
もう無理・・はぁ・・
心の底からどん底に落ちた気分だった。
でもある日、佑樹の一言であたしは佑樹を忘れないで思い続けることが出来たんだ。
今日はあたしの大嫌いな体育の時間があった。
１人でとぼとぼ階段を下りて行くと偶然佑樹とすれ違った。
「あっ・・佑樹・・」
とたんにハッピーな気持ちに・・・
「おっ　朱里〜元気無いじゃん」
「あはは・・今日は嫌いな体育があるから・・」
「あれ〜・・４年の頃の朱里とはちょっと変わった？」
ドキ
そう・・そうだよ・・あたしは佑樹と離れてから少し変っちゃったよ・・
「僕は・・・・元気で明るい朱里が好きだよ！」
「え！？」
「じゃあね！」
すすすす好きだよ！？
これって・・・告白！？じゃないよね・・
でも・・嬉しい!!!!!
この日からあたしはまた佑樹の事で頭がいっぱいになった。
ー２月ー
「朱里、今年のバレンタインデー誰にあげる？」
「え？それはもちろんゆ・う・き♪」
「あははは〜だよね〜」
今年のバレンタインデーは佑樹に初チョコ渡すんだ！！
他にも佑樹にチョコをあげる人がいるだろう・・
でも・・あたしはあたしなりに頑張る!!

有紀>>めっちゃオモロかったよ！
　　　特別バージョンも楽しみに見てるね！

鈴＞読んでくれたの？
ありがとう!!!
鈴のリレー小説にもいっていいかな？？
これからもどうぞよろしくお願いします（‾∀‾）ゞ

もう有紀ったら〜ﾓｼﾞ(((*´ε｀ *)(* ´З｀*)))ﾓｼﾞ
佑樹がウチに好きって言った・・・ふふっ
てかここの人はうちが朱里ってこと気づいてないよね〜？

ーバレンタインデーー

「きっ・・緊張する・・!!!」
あたしは今、佑樹の目の前にいる。
「朱里、どうしたの？」
「えっと・・・」
さっさとチョコ渡せばいいんだよ・・
でも・・恥ずかしくて渡せない・・!!
「佑樹〜!!ちょっと渡したいものがあるの〜!!」
ゲッ・・
最悪・・他の女子も佑樹にあげようとしてる・・
「ゴメン。今朱里と話してるから後からにしてくれる？」
佑樹がその子に言った。
「分かった〜じゃあ靴置場の所で待ってるね！」
その子は一瞬あたしを睨んで行ってしまう。
こわ・・
あんな子に負けてられないもん!!!!
勇気を振り絞ってカバンの中から可愛いピンクの入れ物を取り出す。
「はい・・!!!バレンタインチョコ!!ど・・そうぞ食べて下さいぃぃぃ・・」
あまりにも恥ずかしくて頭が爆発しそうだ。
佑樹の顔を見たら「え？」という顔をしている。
そうだよね・・・驚くのも当たり前・・あたしが佑樹の事が好きって事は本人は気ずいてないんだもん・・
あたしは「それじゃあ」といって佑樹の前から姿を消した。
「は・・恥ずかしかったぁ・・・」
あたしはトボトボ１人で帰って行った。
「ねぇ。朱里」
後ろからなにやらあたしを呼びとめる声がした。
あ・・・佑樹を狙ってる子だ・・
「・・・なに？」
「朱里も佑樹が好きなんでしょ？」
・・・だったらなによ・・
少し顔が強張るあたし。
「そうだけど・・？」
「ふぅん。やっぱり〜・・。うちも佑樹が好きなの」
ズキッ
心が痛い。ライバルになんて言われるかが怖い・・
「朱里って諦めがつかないのね・・うちは佑樹と同じクラスでアタックなんていくらでも出来る。でも朱里はそんな事出来ないでしょ」
「そうふだよ・・アタックなんてできないよ。いつも遠いところから佑樹を見つめることしか出来ないよ」
あたしがそう言ったとたん、その子はクスッっと笑った。
「ふぅ〜ん。まっ。どうせ佑樹は朱里になんて相手しないと思うけどね」
そう言ってライバルの子はエラそうな態度で帰って行った。
「なによ・・あたしだってね・・負けないぐらい・・負けないぐらい佑樹が好きなんだからぁ─────!!!!!!」
誰もいない場所で一人、寂しく空に叫んだ。
なんで空は何事もないようにあたしを見つめるの？
あたしの心はブルーどころか真っ黒。
でも・・空は全然違う。
見てるだけで癒される綺麗な水色。
あたしの心とは３６０度全然違う色をしている。
「もう最悪だよ・・・・」

朱里と佑樹の恋がどうなるのか楽しみ〜〜〜!(^^)!
続き早く書いてネ❤

ひかり≫最高だよぉぉぉｗｗ
春日の小説よんでくれんの？？
ありがちょん♪《ワラ
だけど春日の小説つまんないおよぉ（汗”
ひかりの特別バージョンよむからぁ

季節＞OK〜!!!どんどんかくよ〜！

春日＞春日の小説読んだ!!!!!!
続き気になる!!!!!

「朱里〜」
後ろから高い声があたしの名前よ呼ぶ。
「あっ」
「一緒に帰ろ〜！」
有紀だ！
「うん！いいよ〜」
「ねぇ〜聞いてよ〜!!!!さっきねぇ・・・」
あ〜・・有紀が喋りはじめると止まらないんだよね・・
有紀とあたしはクラスは別だけど、部活の練習で仲良くなった。
お互いに呼び捨てタメ語で話すぐらいの仲。
「でねぇ〜・・ちょうどチョコが２つ余ったんだ〜。だからクラスの男子にあげようかな〜って思って・・」
「それで？」
正直、自分の事しか考えてなくて有紀の話は聞いてなかった・・有紀・・ごめん!!
「・・・って訳で佑樹に渡してもらったの！」
・・・・え？！佑樹！？
「えっ！佑樹に渡してもらったの！？」
「そう！自分で渡すのが死ぬほど怖かったから・・」
くぅ〜〜〜〜〜!!!!あたしだって死ぬほど緊張したよ・・・!!!でも自分で渡したのに〜〜
しかも・・佑樹に頼んで？！
「な・・なんで佑樹に頼んだの？」
「え・・それは・・・佑樹しかいないんだもん・・渡してくれそうな人・・」
「あーなるほど・・分かるよ。あたしなんて自分で佑樹にチョコ渡したよ」
「朱里はエライねぇ〜〜」
えらい・・あたしは全然偉くない・・

その夜、あたしは最悪な夢を見た。
佑樹の周りには女子がいっぱいいて、どんどんあたしから離れていくの・・・
待ってよ・・待ってよ佑樹・・
なんで？なんで待ってくれないの・・？
「・・ま・・まって・・待ってよ!!!」
ガバッ!!!!
あたしは自分が言った寝言に驚いて飛び起きた。
「はぁ・・夢か・・」
てか夢で良かった
ガラガラガラッ
部屋の小さな窓を開ける。
スゥ─・・・
窓からつんと冷たい風が入ってきた。
「この風と一緒に悲しい思いをどこかへ吹き飛ばしてやりたいよ・・」
窓をピシャリと閉じる。
パジャマから清潔感のある服に着替えて髪を整える。
静かに階段を下りてリビングへと向かう。
「あら、朱里おはよう。今日は起きるのはやいわね」
お母さんがペラペラ喋りだす。
（朝っぱらから元気のいい親だ・・・）
「ちょっとね。変な夢を見て目が覚めたの」
「ふ〜ん。はい。朝ごはん準備出来てるよ」
「へ〜い・・」
静かに椅子に座ってご飯を食べようとする。
「ん？ゆうきは？」
‘ゆうき’とは佑樹じゃなくてあたしの弟の名前。
佑樹と同じ名前
「まだ寝てるんじゃないの〜？ちょっと朱里起こして来て」
はぁ！？なんであんな奴・・
ガチャッ
「おはよ・・」
ちょうど良いところにゆうきが来た。
「もう・・ゆうき・・今日の朱里を見習いなさいよ・・・」
ゆうき・・ゆうき・・・ゆうき・・・
もうこの言葉を聞きたくない・・・
‘佑樹’を思い出しちゃう・・あの夢と一緒に思い出しちゃうじゃん・・

あれから一ヶ月後
あたしの家に一本の電話があった
「へ〜い・・もしもしどちら様でしょーかー？」
「佐藤です」
ドキッ
ゆゆゆ・・佑樹！？
「あのさ・・チョコのお礼したいから僕の家まで来れる・・？」
「えっ・・！！！あっ！うん！行く！！」
「じゃあ、待ってるね」
プッ・・プープー・・
うっそ〜!!!!佑樹から電話だなんてぇ〜!!!!
嬉しい！！
そういえば今日はホワイトデーだもんね・・！
「お母さん！ちょっと出かけてくる！」
あたしは急いで自転車に乗り佑樹の家まで突っ走った。
『ピンポーン』
ドキドキドキ
佑樹の家のチャイム鳴らすの初めて・・
「はい」
あっ！佑樹だぁ・・
「これ・・お礼。」
「あっ・・ありがとう!!!」
嬉しいよぉ〜〜〜〜〜〜〜
「あと・・・」
ん？まだあの？
「これ、紗里奈にも渡しといて・・家近いだろ？」
「あ・・うん」
そっか・・紗里奈ちゃんも佑樹に渡したんだ・・
「寒い中ゴメンな」
「ううん！大丈夫！ありがとね！紗里奈ちゃんにも渡しとく！」
「うん」
あたしはすぐに紗里奈ちゃんの家に向って「佑樹から」といって家に帰った。
ライバルに佑樹からのお礼のチョコなんて渡したくなかった。
それでも・・嬉しかった・・・
あたしに電話くれて・・
すっごく嬉しい・・
佑樹・・もっと大好きだよ・・

なんでひかりはウチの事そんなに知ってるの？？
すげーーなぁぁ・・・ヽ(*゜∀゜*)ノ
ってヵ、めっちゃオモローだねェ〜！！

そしてあたしは小６になった。
「きゃ〜〜〜〜〜!!!華奈ちゃん！有紀！萌！同じクラスだねぇ！」
今年は楽しい１年になれそう・・
友達もいるのもそうだけど・・
なにより嬉しいのは・・・
佑樹と同じクラスになれたこと!!!!
「やったぁ〜〜〜!!!!佑樹と同じクラスだ〜〜〜」
「朱里〜良かったね〜！」
有紀が隣でささやく
「うひひひひひひひひひ〜」
「朱里〜そんなに嬉しいの？よっぽど佑樹が大好きなんだね〜」
「うん！」

そしてあたしは何ヶ月もかけて佑樹にアタックしまくった。

「いいよ。」
「へ・・？」
「だから・・付き合っても良いよ」
嘘・・・嘘でしょ・・信じられない・・
「え・・良いの？！こんなあたしで・・」
「うん。朱里には負けたよ。付き合ってもいいよ」
信じられないぐらいの幸せを感じた。
「うっ・・」
「おっ・・おい・・泣くなよ・・」
「だってぇ〜!!!!ひっく・・４年の頃から好きで・・辛いこともあったけど・・うっ・・ひっく・・」
「・・・」
佑樹は泣いているあたしをどうすることもできないように見ていた。
「嬉しいんだもん・・佑樹と両思いになれることが嬉しいんだもん!!!!」
ギュッ
「わっ・・」
佑樹はそっとあたしを抱き寄せた。
「僕も同じ気持ちだよ」
「佑樹─────!!!!!」
あたしは嬉しくて嬉しくて佑樹をもっと強く抱いた。
「ウ゛・・ぐっ・・苦じぃぃぃぃ・・」
「あははは・・ごめんごめん」

こうしてあたしは佑樹と両思いになった。
今では誰もが羨ましがるラブカップルになった。
「あ〜あ・・朱里は佑樹とラブラブで良いな〜」
「有紀も彼氏つくんなよ〜」
「ふん！言われなくたって！！」

─────・・・・・
いつでも空はあたしたちを見てくれる。
辛い時も
悲しい時も
嬉しい時も
ずっとずっとあたしたちを見ている。
ハッピーな事が起きれば
それは空からの贈り物なのかもね。

特別バージョンパート１
〜朱里編〜も無事終わりました〜〜〜(●*>凵＜p喜q)*゜・。+゜
ウチも凛の事ならなんだって分かるよ・・いっひっひ・・・

さぁ〜て・・
次は誰のお話を書こうか・・・((●≧艸≦)

〜朱里編〜もすっごく面白かったよ〜〜〜☆☆☆
次は、誰編書くの？？次も読むからどんどん書いてね❤(^_-)-☆

私には６歳年上の義理の兄がいる