2021/03/04
文春オンライン
平均賃金は韓国以下
…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識”
2021年の論点100
平均賃金ではすでに韓国以下
OECD(経済協力開発機構)が行った賃金に関する調査は衝撃的だ。
2019年における日本人の平均賃金(年収)は3万8617ドルだったが、米国は6万5836ドル、ドイツは5万3638ドルと大きな差を付けられている。
それだけではない。
かつては途上国というイメージの強かった韓国ですら、4万2285ドルとすでに日本を追い抜いている。
日本人の賃金は米国の6割程度しかなく、韓国よりも低いというのが偽らざる現実である。
こうした数字を出すと、為替の影響があるので単純には比較できないという意見が出てくるのだが、OECDの調査は購買力平価を用いたドル換算なので、為替や物価の影響をすべて考慮したものである。
数字の差は、各国の本質的な豊かさの違いと考えてよい。
文春オンライン
平均賃金は韓国以下
…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識”
2021年の論点100
平均賃金ではすでに韓国以下
OECD(経済協力開発機構)が行った賃金に関する調査は衝撃的だ。
2019年における日本人の平均賃金(年収)は3万8617ドルだったが、米国は6万5836ドル、ドイツは5万3638ドルと大きな差を付けられている。
それだけではない。
かつては途上国というイメージの強かった韓国ですら、4万2285ドルとすでに日本を追い抜いている。
日本人の賃金は米国の6割程度しかなく、韓国よりも低いというのが偽らざる現実である。
こうした数字を出すと、為替の影響があるので単純には比較できないという意見が出てくるのだが、OECDの調査は購買力平価を用いたドル換算なので、為替や物価の影響をすべて考慮したものである。
数字の差は、各国の本質的な豊かさの違いと考えてよい。