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姜卓君被告の裁判始まってた
法廷の横のドアから拘置所職員らに連れられて入廷してきた、
上下灰色のスウェット姿の姜被告。
傍聴席を見渡して、不敵な笑みを浮かべる。
罪状認否で、裁判官に「どこか間違っているところはあるか」と問われ、
「間違いありません」
とハッキリとした口調で彼は認めた。
証拠調べの後、裁判官は姜被告に対して証言台に座るように促して、
被告質問を始めた。
なぜか、姜被告は証言台に行くときにも傍聴席を見渡し、はにかんだ。
弁護側の被告質問では、11年前に日本へ来た理由について問う場面があった。
「子どもの時に、『ドラえもん』が好きで、大人になったら日本へ行きたい
という気持ちになりました。『ドラえもん』の話の中に、海洋保護のセリフ
があります。『ドラえもん』のことが本当に好き。
でも、日本が好きかどうか曖昧になりました。
日本人は、他の人の気持ちを大切にしているとの教育を受けました。
しかし、周辺諸国の気持ちを気にしないで処理水を放出している。
教育とは別ではないでしょうか」
姜被告は間髪を容れずに、勾留中の留置場での警察官の対応について
不満を述べるなど、日本での体験談を語りはじめた。
弁護人や裁判官が制止しようとするが、「待って、待って」と話し続ける。
突如息が上がったのか苦しそうにしはじめ裁判官は一時休廷を宣言する事態に。
13分間の休廷後、公判は再開され、その後は予定どおりに公判は閉廷を迎えた。
「私が協力しなければ、海は10年後、20年後、どうなるのか」
と海洋保護の重要性を力説するいっぽう、検察側から
「共犯者が捕まっていないことについてどう思うか」と問われた際には、
「答えたくないです」と薄ら笑いを浮かべた。