首位磐田、大宮とドロー カミンスキーPK止めた
[2015年5月17日20時45分]
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試合後、サポーターへあいさつをする磐田GKカミンスキー(撮影・保坂恭子) 試合後、サポーターへあいさつをする磐田GKカミンスキー(撮影・保坂恭子)
<J2:大宮1−1磐田>◇第14節◇17日◇NACK
首位の磐田は、助っ人2人の活躍でJ1昇格のライバル・大宮と引き分けた。
前半は相手にペースを握られ、シュートは3本のみだった。しかし後半28分、DF駒野友一(33)のFKにFWジェイ(33)が高い打点で頭を合わせ、先制点を挙げた。しかし10分後に失点を許し、1−1となった。
さらに同42分、ペナルティーエリア内で相手を倒してしまい、PKを献上。だが守護神GKカミンスキー(24)がキッカーの動きを完全に読み、好セーブで追加点を防いだ。チームを救ったカミンスキーは、PKを止めたことについて「何も言うことはないよ。自分の役割で、当然のこと。磐田にはすばらしいDF陣がいるが、それでもGKに頼る場面は出てくる」と爽やかな笑顔で話した。
今季6点目を挙げたジェイは「ドローは悪くない結果だと思う」と振り返った。この日は気温28・2度と暑さも敵になったが「英国ではマイナス5度など過酷な中でやっていた。文句は言えないよ」と話した。