16日、F1に参戦するアルファロメオ・レーシング・オーレン(以下、アルファロメオ)は来季2022年のレースドライバーとして、F1史上初の中国人選手となる周冠宇(チョウ・グアンユー)の起用を発表した。これで来季のF1レースシートがすべて確定している。
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2022年のF1レースシート(10チーム20席)を巡るストーブリーグはほぼ決着しており、最後の未決シートを有しているのがアルファロメオと見られていた。アルファロメオはキミ・ライコネンが今季限りでF1から引退し、それに代わる格好で現メルセデスのバルテリ・ボッタスが移籍加入することは決まっていたが、現在はアントニオ・ジョビナッツィが座っているもう1席がどうなるのか、注目を集めていた。
その座を射止めたのは1999年生まれで現在22歳の中国籍ドライバー(出身は上海)、周冠宇(チョウ・グアンユー)だった。周冠宇はフェラーリやルノー~アルピーヌの“アカデミー・ドライバー”として欧州のフォーミュラレースでキャリアアップするなどしてきた選手で、今季のFIA-F2選手権では目下シリーズ2位につけている。今季F1のレースウイークの金曜フリー走行にアルピーヌから出走した経験もある。
F1世界選手権戦の実戦(予選~決勝)を中国人選手が戦うのは周冠宇が史上初になると見られる。また、アルファロメオは来季、レースドライバーをフル刷新するかたちになった。
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