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NHK宮崎 ニュースwebより
宮崎県の河野知事が年末にのどの痛みを感じる中、新型コロナウイルスへの感染が明らかになる前日の元日、初詣に出かけていたことが分かりました。
当時は、県として「医療非常事態宣言」を独自に出し、体調に異変がある場合、外出を控えるよう呼びかけているさなかでした。
宮崎県の河野知事は今月2日に発熱し、新型コロナウイルスの抗原検査キットで調べたところ、陽性が確認されています。
県によりますと、河野知事は先月30日と31日にのどの痛みがあったものの、感染が確認される前日の今月1日、宮崎神宮などに初詣に出かけていたということです。
県内では先月から新型コロナの感染が再び急拡大しているため、県として「医療非常事態宣言」を独自に発令するとともに、体調に異変がある場合、外出を控えるよう県民に求め、知事自身も会見で協力を呼びかけていました。
これについて、河野知事は自らのSNSアカウントで「知事選後、のどのいがらっぽい状態が続き、のどを酷使した影響だと考えていた」と釈明しています。
また、県の秘書広報課は知事の感染を発表した際、初詣に出かけた事実を伏せ、「当日は公舎などで過ごした」と資料に記載していました。
これについて、県の秘書広報課は「初詣など人が多く集まる場所に行っていたことが知られ、県民に不安を感じさせてはいけないと考えた」と説明しています。