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能登半島地震 県立姶良病院の精神医療チーム帰鹿「道路状況、支援者へのケアも課題」 鹿児島
被災地で心のケアなどにあたった県立姶良病院の精神医療チームが16日、鹿児島に戻りました。
「お疲れさまでした」
「現地での活動は4人元気に体調崩さず、何とか無事終了しました」
鹿児島に戻ったのは、県立姶良病院の災害派遣精神医療チーム「DPAT」です。精神科医や看護師など4人は、今月11日から15日まで、石川県の珠洲市と輪島市で被災した人の心のケアなどにあたりました。
(県立姶良病院・堀切靖副院長)「実際目にすると実感として大変なことが起きたと思う。多くの被災者はお互いに助け合い、支え合い、元気に頑張っているが、中には不安が強く、夜も眠れない人もいた」
現地に行って分かった支援の課題もあったといいます。
(県立姶良病院・堀切靖副院長)「水や電気などのライフラインのことが報道されるが、一番は道路。道路状況がもっとよくなれば迅速・スピーディーに支援できると思うが、なかなかそれが難しい。そこが一番の課題」「そろそろ支援者のメンタルも厳しい。今後は支援者への支援も大事になると思う」
県立姶良病院では今後、国から要請があれば、新たなDPATを派遣したいとしています。
県内ではこのほかに、鹿児島大学病院のDPATも今月14日から20日までの予定で派遣されています。
【日時】2024年1月16日 19:32
【ソース】MBC南日本放送