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フィリピン・ケソンで行われているバレーボール・ネーションズリーグ（VNL）女子第2週で、日本（世界ランク6位）が中国（同3位）を破ったことが中国で注目を集めている。

19日に行われた試合で、日本はエースの古賀紗理那らの活躍で中国に3-1（19-25、25-16、25-23、25-12）と逆転勝ち。同リーグ開幕から8連勝で首位をキープした。一方、中国は米国戦に続く連敗で5勝3敗の6位に後退した。

女子バレー強豪の中国でもこの話題への注目度は高く、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）では試合後から20日にかけて「中国女子バレーチームが日本チームに敗れる」がトレンド入りした。

中国のネットユーザーからは「勝敗があるのはスポーツの常」「選手たちはよく頑張った。気を落とさないで次も頑張ってほしい」「お疲れさまでした。結果はあまり気にせず、試合を楽しんで経験を積んでほしい」といった声がある一方、「ひどい試合だ。監督の責任」「この試合は李盈瑩（リー・インイン）VS日本だったのか？」「李盈瑩と龔翔宇（ゴン・シアンユー）以外に勝ちたいと思っている選手がいるのか疑問」「やる気が感じられない」「こんな出来では朱婷（ジュー・ティン）が戻ってきても大したところまではいけない」といった批判的な声も少なくない。

また、日本については「日本の女子バレーはすごいな」「日本の女子チームは確かに優秀。粘り強い」「中国よりも日本の方が球際の処理がうまかった印象」「この前、男子も日本に負けたよね（6月10日のネーションズリーグ第2戦）」「日本は確かに強い。最後のセットは攻撃も守備も気持ちよさそうだった。特に（古賀）紗理那」といったコメントが寄せられている。

同リーグは次戦から予選最終ラウンドに入る。カナダのカルガリーで行われるプール5の日本は6月30日にオランダと、ブルガリアのソフィアで行われるプール6の中国は28日にブラジルとそれぞれ対戦する。（翻訳・編集/北田）