TKO木本の「7億円投資トラブル」 一番被害額の多い芸能人は？

TKO木本の「7億円投資トラブル」
一番被害額の多い芸能人は？

超大御所芸人も

新型コロナ第七波に、旧統一教会問題と、昨今の各ワイドショーは2大ムーブメントに席捲されている。

そこに突然現れた話題が、そこまで売れっ子でもないが、それなりに知名度のあるベテラン芸人、ＴＫＯ・木本武宏（51）が巻き起こした７億円巨額投資トラブル騒動だ。

「ＴＫＯとしては、ペットボトル騒動で一足先に事務所を退所してフリーになった相方の木下隆行（50）の方が売れていたし有名。木下退所後、コンビ活動は一切行っておらず、木本もここ数年は関西エリアの地方ローカルのレギュラー数本で食いつないでいた状態」（情報番組プロデューサー）

そんな落ち目の木本が突然話題になったということは、それは事件やトラブルでしかないのは当然の話。

今回の騒動で、木本も全番組を降板し、実質のクビ状態で所属の松竹芸能を退所。

いまだ全容が明かされていないが、合計で5億円とも7億円ともいえる、芸人仲間などから集めた資金を管理する人物が突然音信不通となり、投資額の行方がまったく分かってない状態。

「木本は被害者でもあり、加害者でもある、というどっちつかずの状況。まだ完全に “投資詐欺” と決まったわけではないが、いずれにしても顔も広く人望もある木本が声掛けしたことで芸能界を中心に集まった巨額資金。どう考えても木本に重い責任がのしかかるし、今後の展開次第では木本にも捜査の手が伸びる可能性が濃厚で、だからこそ事務所は先手を打ってクビを切ったのでは」（同前）

この笑顔がどこか虚しい…（インスタグラムより）

そして気になるのは、報道当初から言われていた件でもあるが『誰が一番の被害者か』という点。

当然、木本自身の資金も数千万は入っているようだが、やはり一番の被害者は、かなり以前から暗号資産投資にどっぷりハマっていたことで有名な “破天荒芸人”　こと、平成ノブシコブシ･吉村崇（42）だろう。

「吉村は現代の芸人には珍しく、金遣いも荒く、いわゆる “宵越しの金” は持たないタイプ。実際、最初にビットコインが大流行したころに投資に成功し、何千万と利益を出していた。そんな吉村と木本は、現場で会えば投資話で盛り上がる関係で、今回の木本の複合的投資話に興味を持ち、5千万近い金を渡してしまったようです。勿論、木本のことを芸人の先輩としても投資仲間としても信頼していたからに他ならない」（吉村に近いバラエティディレクター）

現在のところ、報道で実名が上がったのは吉村と、野生爆弾･くっきー！（46）で、共に吉本所属の芸人だ。

「くっきーは数百万の被害だったが、すでに返金されているとの報道もある。松竹の後輩の名前は上がらず、吉本の後輩が多いのは、単純に『吉本の方が稼いでいる芸人が多い』からでしょう。まだ報道では実名は出ていないが、周辺の話を探ると、木本と関係が深い超大御所芸人も数千万入れているという話もあるようです」（同前）

近いうちに会見を開くという木本。

全容を解明するためにも、いち早く本人からの言葉が欲しいものだ。　（溝田潤之輔）

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