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　5月14日、山口県警防府警察署が山口市内に住む女を名誉毀損により逮捕した発表。この容疑者がネットを騒がせていた「サレ妻み」だとして注目を集めている。

名誉毀損で逮捕された「サレ妻み」

　同署によると、女は同11日、知人の20代女性を特定したうえ、名誉を傷つける文章や画像をスマートフォンでSNSに投稿した疑いだという。「やったことに間違いありません」と容疑を認めていると報じられた容疑者だが、このニュースに反応したのが、今年4月に「へずまのドンゾコ節」をリリースし演歌歌手としても活動する元迷惑系YouTuber・へずまりゅう。

　14日、自身のXに「おいおいヤバいぞ。サレ妻で最近ネットを騒がせていた、みさんが名誉毀損で逮捕されたぞ。俺一昨日会ったばかりだけどその時から警察に目を付けられていたんだな」「流石に俺は逮捕されないよな?」と綴ったへずまは、別の投稿でも「サレ妻みさんの逮捕はやりすぎだろ」とポスト。「何故か弁護士手配断られるから明後日面会に行って話してきます」と明かした。

逮捕の決め手は「『夫の不倫相手』とされる女性の顔写真と名前、プロフィールを掲載したこと」

　夫の不倫についてXで赤裸々に告白し、12万フォロワーを集めていた「サレ妻み」の急転直下の逮捕。「『夫の不倫相手』とされる女性の顔写真と名前、プロフィールを掲載したことが逮捕の決め手となった」と語るのは犯罪ジャーナリストだ。

　相手女性の本名、卒業した中学と高校をXに投稿し「不倫反省なしで脅迫と騒いで親と一緒になって罵倒」「合意書も何度も守らない」「その件で連絡しても着信拒否、郵送拒否」「終いには警察相談」「こいつの肩持つ人間がいたからもう晒すことにしたわ」と綴っていた「サレ妻み」。

「会社の人がわたしのアカウント名教えたんじゃないかと思います」

「逮捕された日の朝、容疑者がXに記したのが『なんかぜんぶ夫がポストもコメントもチェックしてくる』『まじでストーカー』とのポスト。さらに、なぜ夫がアカウントを知ったのかという別ユーザーからの問いかけに『わかったのは会社の人がわたしのアカウント名教えたんじゃないかと思います』『LINEでここのスクショ送られてきたらしいんで』と返信しているのが最後の投稿となった。自らが“不倫の被害者”であることから始めた不倫告発によって、周囲の反発を生み、挙げ句は逮捕に至ってしまった。容疑者の心中を考えると強い悲哀を感じてなりません」(同ジャーナリスト)

　誰もが不幸になってしまった。

(大倉さとみ)