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AV女優歴4年の涼川絢音さんと、14年の川上ゆうさん。

長く活躍しているふたりが共演するまでには、デビューしてからのそれぞれの道のりがあって、レズプレイの魅力を知った日々がありました。

AV女優として長く活躍するための心構え

——川上さんってどんな役でもプレイでも、本当にぶれないですよね。ずっと川上ゆうって感じで。

川上ゆう（以下、川上）　昨日もね、真咲ちゃん（真咲南朋監督）と大塚咲ちゃんとごはん食べに行ったんだけど、お店に入った瞬間にふたりから、「川上ゆうをかぶってる！」って言われたの。なんじゃそりゃ、って（笑）。私は自分自身を剥き出しにして歩いてるつもりなんだけど、なんだか川上ゆうをかぶっているように見えるみたい。

——剥き出しにしているから、ぶれないんですね。でも仕事の自分とプライベートの自分を合致させるのって大変じゃないですか？

川上　私も最初は分けてたんですよ。でもだんだん隠すことがすごいストレスになってきて、撮影帰りに泣いちゃったりして、ある日、「これ分ける必要なくない？」って気が付いて、川上ゆうに改名してからは素の自分になりました。

涼川絢音（以下、涼川）　私もあんまり現場でいい子でいるのは止めました。ちょっと完璧主義なところがあって、一日の現場を完璧にこなさないと意味がないと思ってたんです。でも一年持たずにダメになっちゃいました。最近はやりたいことがあれば、伝えるようにしてます。前は誰からも好かれないといけないんだと思って、すごいぴりぴりしてました。でも、好かれない人には好かれないですからね……。当時からお世話になっているメイクさんからは、「穏やかになったね−」って言われます。

川上　メイクさんってなんでも話せるよねえ。

涼川　前はメイクルームの扉を閉めた瞬間、顔が……（真顔になって見せる涼川さん）。

川上　あはははは、怖い！

涼川　最近は体力温存できるように、肩の力を抜いていこうって思えるようになりました。ここ一年くらいはすごい穏やかです。

ベテランのふたりにもあった！　初めてのレズ撮影

——初めてのレズ撮影って覚えてますか？

川上　えー、なんだっけ！　私は「森野雫」時代に、宮地奈々ちゃんとか日高ゆりあちゃんとかとやってたような気がするなあ。あっ、そうだ。初めては『ふたなりレズビアン2　かわいそうなデカまら少女』って、宮地奈々ちゃんにおちんちんが生えちゃうっていう作品ですね。2005年くらい？　ロリブームで、私もロリやらせていただいてました。

——やらせていただいて（笑）。

川上　ビジネスロリ（笑）。その時は可愛がってもらってて、レズってなんなのか教えてもらった気がします。藍山みなみちゃんに、どうやっておまんこの中に指を入れたらいいのかとか教えてもらったような。そういえばおちんちんの掴み方を教えてくれたのも藍山みなみちゃんだった！

——おちんちんの掴み方！　新書のタイトルみたいですね。

川上　なんだかもう忘れてたけど、私もそうやってレズを教わってきたんですね。

涼川　割と大雑把な人の方が、がつがつ指入れたりできると思います。私は怖くて最初は指入れられなかったです。ちなみに初めてのレズ撮影は羽月希さんとでした。のんさま。

川上　のんさまって呼んでるの（笑）！

涼川　のんさまー。それまで撮影でちょっとチューするとか、おっぱい舐めてみるとかはあったんですけど、がっつりしたレズはそれが初めてで、すごくいい思い出だったんです。

——緊張しました……？

涼川　最初はがっちがちでしたね。監督さんがデビューものみたいに丁寧に綺麗に撮ってくれる人で、初対面するところから撮ってくれて、お互い照れて顔を覆いながら……。

川上　可愛い−！

涼川　でものんさまって結構大胆で、「ほら見て、おまんこの毛濃いの〜」みたいな感じでリードしてくれて、それもいい思い出です。二回戦目には、私も攻めたくなっちゃって交代させてもらって。のんさまも、「おいで、おいで」って受け止めてくれる人だったので、その撮影で女の子にもっと触りたいって思うようになりました。

川上　ねえ。最初、おまんまん見た時って衝撃だったよねえ。

涼川　宇宙！って思いましたね。

次回予告この後、“おまんまん”の話が止まらなくなったふたり。次回はさらに、おまんまん談義が盛り上がって、さらに涼川さんがすっかり忘れていたプライベートでのレズ体験まで飛び出します……！