🌊 熊本災害

07月23日　16時05分

２４日から再び大雨となるおそれがある中、熊本県球磨村では、自宅で生活を送っている住民がリュックサックに雨具や救急用品などを詰めるなど、避難の準備を進めていました。

球磨村に住む小川俊治さん（７２）は、今月４日の豪雨で自宅近くの山が崩れて避難勧告が出されたため、夫婦で車中泊や親戚の家に泊まるなど、６日間避難生活を続けてきました。

その後、避難勧告は解除され、幸い自宅も無事だったことから夫婦で自宅に戻ったということです。

しかし、２４日から再び大雨となるおそれがあることから、小川さんは避難勧告が出されたら再び車中泊での避難を考えているといいます。

小川さんはすぐに避難ができるように、リュックサックに雨具や救急用品などを入れたり、車の中に布団を積んだりしていました。

小川さんは「雨が降ると家の壁をたたきつける音がとても気になります。山が崩れてから日が浅く、土が水を含んでいるため少しの雨でまた崩れてしまうのではないかと不安です」と話していました。