🦩 いわき市雑談

高級外車フェラーリなどの事故を偽装し、保険会社から修理代を騙し取ったとされる事件の初公判が山形地方裁判所で開かれ、輸入車修理・販売会社の社長と顧客２人の３人は起訴内容を認めました。
詐欺罪で起訴されているのは寒河江市の輸入車修理・販売会社「テクノ・アート」社長、安孫子清文被告５５歳と顧客で仙台市の調理師伊藤和俊被告５５歳、福島県郡山市の歯科医師林健一被告４７歳の３人です。
起訴状などによりますと２０１５年１２月、安孫子被告が従業員に指示し、伊藤被告のトヨタハイエースと林被告の高級外車フェラーリが別々に起こし保険適用されない事故を、損害保険が適用される場所で２人が起こした事故と偽装し、保険会社から現金およそ３２５万円を騙し取ったとされているものです。
きょう山形地裁で開かれた初公判で、安孫子被告らは起訴内容を全面的に認めました。
冒頭陳述で検察側は事件を主導した安孫子被告の動機について「顧客が喜ぶと思ってやった」としました。
安孫子被告はもう一つの保険金詐欺事件でも起訴されているほか、車を意図的に壊し、修理代金を騙し取ったり、作業のレッカー車の代金も騙し取るなど合わせて億単位の詐欺に関わっていたとみられています。
第２回公判は９月下旬に行われます