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東京電力福島第1原発事故の賠償金をだまし取ったとして、南相馬署は11日、詐欺の疑いで福島市岡部字大下の解体工の男(43)、福島市黒岩字遠沖の外構業の男(34)の両容疑者を逮捕した。
2人の逮捕容疑は、2016年6月ごろ、原発事故発生時に旧緊急時避難準備区域内の会社に勤務し、その後の避難で仕事ができず損害が生じたように装い、虚偽の書類をそれぞれ作成して東電に提出、解体工の男が現金約564万円、外構業の男が554万円をだまし取った疑い。
東電から告訴を受け、同署が捜査していた。
同署は、2人の関係性を調べており、共犯者がいる可能性も視野に調べている。