福島県は27日、二本松市の飲食店「鮨富(すしとみ)」で料理を食べた客などからノロウイルスが検出され、食中毒と断定したと発表した。同店を27日から3日間の営業停止処分とした。 県によると、22日に提供された料理を食べた県内外の10歳未満~70代の男女26人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えた。利用者から25日に県北保健所へ通報があり、調査して判明した。現在は11人が通院しており、いずれも快方に向かっているという。 22日は17グループの87人が店を利用していた。調査した34人のうち26人が食中毒の症状を訴えた。主にすしや刺し身、焼き魚、卵焼きが提供されたという。 福島民友新聞社