>>69
Number-Web 2024/04/19(金)
ブラジルのスポーツメディアのアゴ・ボンテンポ記者(38)談
中国選手が後方からわざとぶつかってきて、西尾が反射的に肘を振り、そこに相手の顔があった、
もしくは中国選手が意図的にそのような位置に顔を置いた、という状況だったと思う。
これは、コパ・リベルタドーレス(南米クラブ王者を争う大会)などで
アルゼンチンやウルグアイの選手がブラジル相手にやる古典的な挑発行為。
一種のマリーシア(注:狡猾な振る舞い)だね。
ブラジル選手は誰もがその手口を知っているんだけど、それでも餌食になる選手が後を絶たない(笑)」
――ということは、良くも悪くも、中国選手もそのようなプロ選手特有の汚いプレーをする域に達した、ということでしょうか?
「そうだと思う。アジアで日本が圧倒的に強くなると、対戦相手はしばしばこういう手段を用いるようになる。
西尾のみならず、日本のフットボール全体にとって良い教訓となった、あるいは教訓とすべき出来事だった。
その意味で、西尾の愚行にも一定の価値があったと言えるんじゃないかな(笑)」