公共交通が便利な大都市圏では人ごとだが、日本のほとんどの土地は1人1台の車社会。歩いて行くには遠く、公共交通で用を済ませようとすれば不便で仕方ない。車は大都市圏では贅沢品に入るかもしれないが、地方都市においては必需品という位置付けなのだ。
しかし、今、車は高騰している。新車の価格は、自動運転機能やコネクテッド機能の搭載、電動化などにより年々上昇傾向にあり、中古車でも100万円を切る車はかなりの低年式で、購入意欲のわかないものが多い。
金がなければ車は買えない。しかし、車がなければ生きられない。そこで、車を購入するにあたってローンを利用することになるのだが、年間200万人もの人がローン審査に落ちているという。ローン落ちした人はマイカー必須の車社会でどう生きていけばいいのだろうか―。
■新車は高い、中古車も実は割高…
10月6日に日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会から発表された2021年9月の新車販売ランキングによると、普通車の1位はトヨタのヤリスで1万2,696台、2位に同アクアで1万1,137台、3位が同カローラで7,901台という結果だった。
【日時】2021年11月07日 08:02
【ソース】現代ビジネス