英国の『BBC History Magazine』が行ったオンライン投票で、デヴィッド・ボウイが<歴史上最もお洒落なイギリス人>に選ばれた。半数近くの票を集めるという圧倒的な支持率だった。
『BBC History Magazine』は先月、学者やファッション専門家が選んだベストドレッサー10名を発表。エリザベス1世、ジョージアナ・キャヴェンディッシュ(18世紀の侯爵夫人)、ジョージ・ブライアン・ブランメル(紳士服の規準を創ったと言われる人物)、アレクサンドラ王妃、ロッセ伯爵夫人、ヘンリー3世、エレン・テリー(19世紀の舞台女優)、チャールズ・ジェイムス・フォックス(18世紀の政治家)、サミュエル・ピープス(17世紀の官僚)、デヴィッド・ボウイの名が挙がり、この中で一般からの票を募った。
『BBC History Magazine』によると、ボウイの次にベストドレッサーに選ばれたのはエリザベス1世。3位はジョージアナ・キャヴェンディッシュ(18世紀の侯爵夫人)だったという。
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド時代のルー・リードの作品に大きな影響を受けたというデヴィッド・ボウイは、「Perfect Day」や「Walkin On The Wild Side」が収録されるルー・リードの2ndソロ・アルバム『Transformer』(1972年)をミック・ロンソンと共にプロデュースしている。