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【鳥取】若桜鉄道で電線が切られ電柱が倒される事案が発生

若桜町で開催の「さくら祭り」にあわせ、「SL＆DL撮影会」を開催。開催日は、2014年4月12日（土）。開催時間は、昼の部が13:00〜17:00で、夜の部が18:00〜20:30。開催場所は、若桜駅構内。12系客車に「C12」や「DD16」を連結し、SL展示走行線などに展示。日章旗の取り付けはなし。ヘッドマークの持ち込み撮影可。参加費は、各回1,000円（SL基金への寄付金込み）。

若桜鉄道若桜線の八東駅（鳥取県八頭町）で貨物ホームの復元活動を展開している若桜線SL遺産保存会は、4月13日に「八東駅貨物ホーム和富（ワフ）祭」を開催する

鳥取）若桜谷の魅力伝えます　若桜鉄道で観光列車が出発
柏樹利弘2014年11月4日03時00分
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観光列車「若桜谷観光号」で、乗客と談笑する観光ガイドの森亜紀子さん（左）＝若桜町

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　若桜鉄道沿線の魅力を伝える列車「若桜谷観光号」の運行が３日始まり、ＪＲ鳥取駅ホームで出発式があった。地元住民らのユーモアあふれる観光ガイドを聞きながら乗客が、若桜駅までの鉄道旅を楽しんでいた。毎週土日祝日の午前９時４５分、ＪＲ鳥取駅を出発する。

特集：“テツ”の広場
　一番列車には、オーディションなどで選ばれたガイド９人も乗車。乗客からの質問にも答えていた。八頭町の主婦、森亜紀子さん（４６）は、沿線に止まっている古い車両や駅舎について川崎市の藤間圭介さん（４８）、夏子さん夫婦に説明。「旅行するだけでは知れないような知識を教えてもらえた」と喜ばれ、「地元の人しか知らないような若桜谷の魅力を、たくさんＰＲしたい」と意気込んだ。

　同観光号では沿線の観光ガイドブックを無料配布するほか、地元産食品の試食サービスも計画している。（柏樹利弘）

若桜鉄道　ガイドも魅力　観光列車運行
2014年11月04日

　県東部を走る第３セクター・若桜鉄道（本社・若桜町）は３日、ガイドが同乗し、沿線の見所などを紹介する「若桜谷観光号」の運行を始めた。県内外から訪れた鉄道ファンなどの乗客約１５０人は、観光案内や、ガイドとのかけ合いなどを楽しんだ。

　同鉄道の魅力を幅広く発信しようと、山田和昭社長が発案。１０月上旬にオーディションを行い、地元の主婦や住職ら４人と、鳥取大落語研究会など３グループを採用した。

　この日は、ＪＲ鳥取駅発若桜駅行きの列車（２両）にガイド８人が乗車。沿線の歴史や名所を紹介したガイドブックなどを配布した。

　郡家駅から同鉄道に入ると、１人がマイクを握り「隼（はやぶさ）駅は（同名の）大型バイクのライダーの聖地です」などと紹介。他のガイドたちは「若桜鉄道は初めてですか」などと乗客に声をかけていた。

　兵庫県西宮市の無職小久保博さん（８１）は「名所を知ることが出来るだけでなく、ガイドとの会話も楽しい」と笑顔だった。

　山田社長は「ガイドという人の魅力も利用して、『また乗りたい』と思う鉄道にしたい」と話していた。

　若桜谷観光号は来年３月末までの土日祝日に、ガイド２人を乗せ、鳥取駅を午前９時４５分に出発する。問い合わせは同社（０８５８・８２・０９１９）。

４月１１日に実施する蒸気機関車（ＳＬ）の試験走行に向けて、レールの枕木の交換や特設ページ開設などの準備を進めている。

　同社はＳＬを利用客増の切り札にしたい考えで、地元では将来的な定期運行に期待がかかるが、車両や線路の整備に多額の費用が必要になるなどハードルは高い。

　試験走行は、２００７年にＪＲ西日本から町が譲り受けたＳＬ「Ｃ１２」に客車３両とディーゼル機関車をつなぎ、若桜駅—八東駅間（９・４キロ）を１往復。ＳＬは自走せず、ディーゼル機関車の動力で時速約１０キロで進む。午前９時３０分に若桜駅を出発、２駅で停車し、同１０時３５分、八東駅に到着。２０分停車して折り返し正午に若桜駅に戻る。

　ＳＬは普段運行しているディーゼル気動車より約１０トン重く、走行すると線路の幅が広がってしまう可能性があるため、同社は１月６日から２月２日にかけて両駅間の計３００本の枕木を交換した。

若桜鉄道SL走行社会実験「C12本線走行撮影ツアー」発売
2015年3月 4日 12:37　　

　株式会社日本旅行「鉄道プロジェクト」は、若桜鉄道とタイアップし、鉄道写真家清水薫さんが同行する、若桜鉄道SL走行社会実験「C12本線走行撮影ツアー」（現地集合・解散）を発売した。

C12 本線走行へ

若桜鉄道は4月18日、恒例のC12形蒸気機関車（C12 167）を使った体験運転会を実施する。開催時間は13時15分から16時45分まで。

　鳥取県東部の山間部を走る第３セクター「若桜わかさ鉄道」（若桜—郡家こおげ間１９．２キロ）で１１日午前、蒸気機関車（ＳＬ）が４５年ぶりに本線を走り、大勢の鉄道ファンが沿線で雄姿を見守った。

　ＳＬは旧国鉄若桜線時代の昭和初期から１９７０年４月まで走行。今回は将来の定期運行を目指し、１日限定で試験走行を行った。

　若桜駅構内で展示しているＳＬ「Ｃ１２」をディーゼル機関車とつなぎ、若桜—八東はっとう間９．４キロを時速約１０キロで往復した。

「第8回隼駅まつり」開催
2016年8月 1日 12:10　　

　若桜鉄道隼駅と竹林公園にて、8月7日（日）に「第8回隼駅まつり」が開催される。
　全国からスズキのオートバイ「隼」のライダーが集結するイベントで、昨年は全国から約1200台が集結した。今年も若桜鉄道では、特製駅弁の販売など行う。

○開催日時
　2016年8月7日（日）
　10:00〜13:30
　雨天決行（台風などの異常気象時は中止）

○会場
　竹林公園（鳥取県八頭郡八頭町西谷564-1）
　若桜鉄道 隼駅周辺

　※無料シャトルバス運行・臨時駐車場
　9:00より30分おきに発着
　若桜鉄道（隼駅）を利用の方は、隼小学校から乗車し、竹林公園入口下車
　⇒こちらを参照

若桜町で開催の「第15回因州若桜鬼っこまつり」にあわせ、同社の開業30周年記念イベントを開催。開催日は2017年10月29日（日）で、開催場所は若桜駅。駅構内の開放、SLトロッコ列車の乗車体験（200円）、ミニSLの体験（100円）などを実施。若桜鉄道の利用者先着300人に、SLトロッコ列車の乗車券をプレゼント。

うざい

若桜鉄道は、スズキ製大型バイク『隼（ハヤブサ）』にちなんだ新しいラッピング列車を3月16日から運行する。

『隼』のラッピング列車は、若桜鉄道にある隼駅（鳥取県八頭町）が『隼』のライダーたちが集まる聖地のような存在になっていることから、町おこしの一環として2016年3月から運行されており、同駅では2009年からスズキの協賛で隼駅まつりが行なわれている。

新ラッピング列車の運行初日は、隼駅から同じ八頭町内の八東（はっとう）駅まで列車と『隼』が並走するパレードを実施。隼駅では10時15分〜10時51分にスズキ社長を迎えての出発式が行なわれ、その後は11時15分まで5.5kmの道のりを走行する。パレードの様子は、3月15〜17日に大阪市住之江区のインテックス大阪で開催される「大阪モーターサイクルショー」でも生中継される。

『隼』と並走する列車の時刻は、隼10時51分発〜安部10時56分着発（15秒停車）〜八東11時02分着。

若桜鉄道の前身の若桜線は若桜から養父へ伸ばす予定だった

「あのままだと廃線だった」車両や駅を観光資源に、地方鉄道の快走
2020/09/21 15:54
　郡家（鳥取県八頭町）—若桜わかさ駅（同県若桜町）間の１９・２キロを結ぶ第３セクター鉄道の若桜鉄道が今年、全線開通から９０年を迎える。利用者数の落ち込みによる経営危機を、その度に創意工夫や地元との連携で乗り越えてきた。新型コロナウイルスの影響などで、今も厳しい経営環境にあるが、小さな会社ならではの機動性と地元住民からのエールを武器に、小気味よく走り続ける。（門前光）

■じり貧

　「あのままだと、廃線になっていたかもしれない」。八頭町地方創生室の川西美恵子さんは振り返る。


　１９９９年度のピーク時に約６７万人だった輸送人員が、沿線の過疎化や少子高齢化で、２０１６年度は半分以下の約３１万１０００人。経営を支えるため０９年に導入した「上下分離方式」で、八頭、若桜両町は駅舎や線路などの鉄道資産を取得したものの、じり貧状態が続いていた。

　打開策として取り組んだのが、駅や車両そのものを観光資源化すること。レトロな駅舎や橋梁きょうりょうなどが０８年、一括して国の登録有形文化財になっていた。

若桜だよＹＡＭＡちゃん