>>96
そんな危ないことを言っている憲法改正支持者なんて日本中探してもいないよ。そんな〝あからさまな悪〟がいれば護憲論者は楽だろうけどね。
こういうレスで「憲法改正=悪」というイメージ操作はやめた方がいいだろう。真実に基づかないし、何より世論を惑わすディスインフォメーションだからだ。
個人的にも第9条を改正するなら「国権の発動たる戦争」…すなわち侵略戦争を禁じる条文は入れておくべきだと考えるし、自民党などの改正案でもそれは同様だ。とにかく国家間の対立事案があっても日本からそれを戦争で解決しようとしないことだ。これは国際法とも矛盾がないし、国際的な正しい意味での平和主義の基本原則だ。
あとは憲法の問題ではなく、敵地攻撃の是非についてなどの政府方針を変更すればよい。そもそも敵地攻撃をしたからどうかは「侵略か否か」とは次元の異なる話だからだ。
例えば対米戦争を振り返っても、先制攻撃によって戦争を始めた我が国がこの戦争の侵略側であることは論を待たない。そして米国は自衛戦争を戦ったわけだが、この侵略と自衛の関係は戦争の経過に伴って米国が日本中を空爆しようが沖縄に上陸しようが変わらない。国際常識としての侵略とは敵地攻撃したかどうかではなく、そもそも「その戦争を意図的に始めたのはどちらか」で決まるものだからだ。
憲法改正か、新しい憲法を作るのか、いずれにしてもこの「侵略戦争をしない」という条文を明記していれば、平和主義に関しては国際的にも合格点であることは確認しておきたい。