元祖怪物・江川卓が新人時代に放った「プロってすごいね！」大物発言の真偽
2021年3月17日 21:40テレ東プラス
街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」（毎週火曜深夜0時12分～）。3月16日（火）は、先週に引き続き、女優・吉岡里帆の後編をお届け。元プロ野球選手で野球解説者の江川卓も登場しました。
中略
続いて登場したのは、鶴瓶が「めっちゃ正直でええ人間やけど、テレビ観てたらええ人間に見えない。テレビの枠では納まらない素晴らしい人」と評する江川卓。
江川と鶴瓶の出会いは、約40年前の大阪球場（正式名称・大阪スタヂアム）で行われたプロ野球オールスターゲームだそう。「（当時『江川事件』としても有名になった騒動があり）大阪ではものスゴい"アンチ江川"状態の中で、"鶴瓶さ～ん、いつも『鶴瓶と花の女子大生』見てます"って声かけてきて...（笑）」と鶴瓶。江川は、「入団時のゴタゴタがあって、外出できなかったからずっとテレビを観ていた」と説明し、鶴瓶に声をかけた理由を「大阪のテレビを観ていて、"この人はいいなぁ"と思う人が2人いて、それが明石家さんまさんと鶴瓶さんだった」と明かします。
現役時代に数々の伝説を残してきた江川。ここで鶴瓶が江川にまつわる怪物伝説を確認します。「オールスターのときに掛布雅之さんとご一緒になって、そのときの席で『プロってすごいね。オレが本気で投げた球が当たるんだよ』って大学出たばかりなのに言うたってホンマ？」。それに対して江川はあっさり認めつつ、「最近気をつけないといけないのは"事実を話していくと自慢に聞こえる"んです」と真顔で悩みを打ち明けます。なんともぜいたくな悩みですが、さらに鶴瓶が怪物伝説の確認作業を続けます。
[匿名さん]
話はさかのぼって高校球児時代。「『選抜高等学校野球大会（通称・春の甲子園）』に出場した江川の豪速球が初めてバットに当たって、観客が沸いたっていうのはホンマ？」。それも「ホントです」と、江川。
「甲子園の第一試合で、相手が（優勝候補の）北陽高校（大阪府）だったときに2-0で完封して。でも、たしか4本ヒット打たれて...」と淡々と説明。「それぐらい打たれるやろ！ 優勝候補なんだから」と熱くなる鶴瓶に、「点数は予選からずっと145イニング取られてない。9試合ずっと完封ですから。点数を取られることは想定に入っていない」と、平然と返すあたり、さすが元祖"怪物"...。
鶴瓶が「ボールの上を振っていくっていうのはどういうことなの？」と、江川のボールにバットが当たらない理由を聞くと、「通常は重力があるから、ボールは少しずつ落ちていく。スピードも、投げてからベースに着くまで、風の抵抗とかもあって13キロぐらいスピードも落ちるんです。僕のはスピンが多いので、ボールが浮いてくる感じになるんですよ。だから（球筋を）想像して当てにいくと空振りするんです」と、その豪速球に隠された秘密を解説。「何もない山の中で育ったので、川で石を投げて少しずつ距離を伸ばしていった」と自身の原点を語ります。
続いて、江川の息子の結婚を知った鶴瓶が落語を披露したときの話に。「眠たかったんか知らんけど、最後倒れましたな」と鶴瓶が切り出すと、「眠たかったんじゃないですよ。鶴瓶さんが落語やる前に"聞いてくれ"って言ったから、一字一句逃さないように集中して聴いてたら貧血起こしたんです」と、江川の真面目さゆえに起きた衝撃エピソードも飛び出しました。
ほかにも鶴瓶が江川と間違えて明石家さんまに電話をした失敗談や、江川が甲子園での予想外な敗因を暴露するなど、盛りだくさんの内容でお届け。江川の気になるチマタに登場した法政大学時代のキャプテンは、江川が残した数々の伝説を披露します。
現在この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です。次回も引き続き、江川卓の後編をお届け。どうぞお楽しみに！
[匿名さん]
現役を9年で引退した江川卓に鶴瓶が言及 「なんで辞めたの？」その理由を赤裸々に吐露｜テレ東プラス
2021年3月31日 20時55分 テレ東プラス
街の人への何げないインタビュー映像をきっかけに、笑福亭鶴瓶とゲストがよもやま話を展開するトークバラエティ「チマタの噺」（毎週火曜深夜0時12分～）。3月30日（火）は元プロ野球選手で野球解説者の江川卓の後編をお届け。
「なんで辞めたの？」と、現役を9年で引退した江川に鶴瓶が率直な疑問をぶつけるところからスタート。「10年というのが区切りだし、ちょうど10年目に東京ドームができる年で"東京ドームでやりたいなぁ"と思ったんですけど、肩がもたなかった」と江川。辞める年に13勝という好成績を残していたといいますが、「次の年も続けていたら6勝とか7勝で終わるのがわかっていた。お客さんに対し自分の本来の投球を見せられないまま続けているのが嫌だった」と心境を吐露しました。
「毎週のように招待試合に行って、予選投げて･･･。大学も連投で4試合続けて投げたこともありますから。今は（球数制限があって）100球までしか投げませんけど、僕らの時代は完投・完封が目標でしたから」と、肩を酷使していた当時を振り返ります。
鶴瓶が「（引退を）止められたやろ？ 監督、誰やった？」と聞くと、「王（貞治）さんです。王さんも辞める年にホームラン30何本打ってるんですよ。普通そんなに打ったら現役続けますよね。だから"王さんだって･･･"って言いたかったけど、監督だから言えなくて」と、舞台裏のエピソードを披露しました。
続いて、江川の「気になるチマタ」に登場したのは、同じく元プロ野球選手で野球解説者の掛布雅之。「飲みに行くのは掛布だけです。それも引退してからで。現役中は相手に性格を知られたら試合でマイナスになる。だから現役時代は態度を悪くして、怖いピッチャーだと思わせていた」と江川。なんともストイックなエピソードに鶴瓶も思わず「エラい仕事やなぁ」と漏らします。
[匿名さん]
そんな江川の飲み友達、掛布がVTRで登場！ 「江川さんが唯一心を開けるのが掛布さんということで」と、スタッフが切り出すと、「それは私も一緒です。彼がいちばんいろいろなことをさらけ出せる気がします」と、同じ気持ちでいることを明かします。さらに、「彼は懐が深くて、僕も自分の気持ちを素直に話せる。スゴく気遣いのできるタイプで、ワインのセレクトにしても、最初にいろいろ調べて用意してくれました」と、江川の人柄を称えます。
ふだんはクールに見える江川ですが、「甲子園（球場）の無四球試合がかかっているゲームで、藤田（元司）監督（元・読売ジャイアンツの監督）の指示で僕を敬遠した。そのときのボールには非常に怒りを感じました。あのときは"怒っているな"という感情がボールにあった！」と、掛布ならではのエピソードが。
続けて「僕は彼の真っ直ぐしか待っていません。カーブなんか打ったって面白くないでしょ！ 彼のウィニングショットを打たないと意味がない。プライドをかけた勝負をしていたと思います」と、現役時代の戦いを熱く語ってくれました。これには鶴瓶も「ちょっと今、涙出てきた。スゴい人が同い年にいてよかったね」と感涙。
その試合での敬遠は江川も覚えていると言い、「コーチがマウンドに来て"監督の指示で敬遠"って。"嫌だ"って言ったんですけどチームの指示だから･･･。それで怒って、掛布の頭のところにいっちばん速い球投げました。お客様は勝負を観に来てるのに（敬遠するのは）恥ずかしかった」。鶴瓶も「やっぱりプロ同士の話っていうのは面白いね！」と、終始感心しきりでした。
番組ではほかにも、江川が鶏肉を食べなくなった理由や、江川と掛布の甲子園対決の解説など、元祖・怪物ならではの衝撃エピソードが満載。もうひとつの江川の「気になるチマタ」では、甲子園の土を渡すと約束した同級生が登場し、当時のエピソードを披露しました。
現在この放送は、「ネットもテレ東」で期間限定配信中です。次回はマルチに活躍するお笑いタレント・片岡鶴太郎が登場。どうぞお楽しみに！
[匿名さん]
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