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イチロー、松井秀喜、古田敦也、阿部慎之助…
平成の「名球会入り」打者は32人
平成時代の「名球会」入会選手は…落合とソリアーノは資格満たすも入会せず
「日本プロ野球名球会」は、日本プロ野球で偉大な功績を残した選手を顕彰し、野球を通じての社会貢献を行う団体だ。通称「名球会」。
「名球会」の入会資格は当初、投手は「通算200勝」、打者は「通算2000本安打」の2つだけだったが、のちに「日米通算」も可能となった。さらに「250セーブ」も入会資格となった。
また当初は「昭和生まれ」となっていたが、現在は「昭和以降生まれ」と平成に入って34人の打者が入会資格を得て、このうち32人が入会している。
最年長は、平成最初の入会者である大島康徳(1950年10月16日生まれ)で、68歳。
最年少は現ソフトバンクの内川聖一(1982年8月4日生まれ)で36歳だ。
「日米通算」を単純に適用するとウィリー・デービスやレジー・スミスなど、MLBで2000本を打ったのちにNPBでプレーした選手が含まれてしまう。
なので「NPBでの初安打から起算しての日米通算」という条件が追加された。だから現DeNA監督のアレックス・ラミレスは来日前にMLBで86安打しているが、これは合算されていない。
反対にアルフォンソ・ソリアーノは、ドミニカ共和国のカープアカデミーから広島に入団し、NPBで2安打したのちにMLBに移籍。2095安打した。入会資格はあるが、入会していない。
打者の場合、選手寿命が延びている。
また「名球会」が打者の大きな目標となっているので、令和の時代も達成者は増え続けるだろう。