<女子サッカー>なでしこビジョン新指針 登録選手20万人
毎日新聞 10月16日(金)18時51分配信
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日本サッカー協会は16日、女子サッカーの発展について、2030年までの指針を示した「なでしこビジョン」を発表した。07年に発表し、11年に改定した15年までの指針をさらに発展させたもので、「30年までに登録女子選手を20万人にする」「20年東京五輪、23年女子ワールドカップ(W杯)で優勝する」など掲げている。
これまでの指針では15年に「女子の選手を30万人にする」「国際サッカー連盟(FIFA)ランキングトップ5」にするなどをかかげ、前者についてはイベント参加者などを含めて40万人弱(14年度)、後者は07年の11位から11年のW杯優勝などもあって現在4位とほぼ達成した。新指針では30年までに現在、日本サッカー協会に登録している14年度の女子選手数、約5万7000人を20万人に増やすなど高い目標を掲げている。野田朱美・女子委員長は「大きな目標ですが、普及に力を入れたい」と語った。【鈴木英世】